緩和ケアチーム
印刷用ページを表示する 掲載日:2016年11月4日更新
チーム紹介
30年以上も前から日本人の死亡死因の第一位は、悪性新生物(がん)です。日本人の2人に1人はがんになるという時代になってきました。
がんと診断された時に患者様とその御家族は、どんな治療をするのか、これからどうやって過ごしていくのか、生活はどうなるのかといった様々な不安や問題に直面することになります。
一般的に緩和ケアは、治療ができなくなった時に受けるものだと誤解されがちですが、実際はがんと診断されたその時から始まり最期の時まで、さらにはその先の御家族に対しての心のケアまで、長い期間患者様と御家族に関わっていくものです。
緩和ケアはそのような方たちの、がんによって起こるからだと心の痛みを和らげ、患者様とその御家族がその人らしく生きていけることを目標として、チームで対応しています。
チーム理念
当院の緩和ケアチームは、以下の理念を掲げて日々のケアに従事しています。
私たちは、病気と共に生きる人たちの尊厳を大切にします。
1. 病気に伴う身体的・精神的苦痛の緩和に努めます。
2. 患者様と御家族の生活を尊重し、その人らしく生きることを支援します。
3. ”市民が安心して暮らせ、心の支えとなる病院” を目指して、シームレスな(一貫した)緩和ケアの提供に努めます。
チーム構成
医師:1名
薬剤師:2名
看護師:9名
緩和ケア認定看護師:1名
管理栄養士:1名
理学療法士:1名
ボランティア:1名