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坂出市立病院 > 泌尿器科

泌尿器科

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年9月9日更新

泌尿器科について

 泌尿器科は尿路(腎臓、尿管、膀胱、尿道)と男性生殖器(前立腺、精巣、陰茎)の病気に対する診療・治療を行っています。また、副腎や後腹膜から発生する腫瘍も泌尿器科の疾患です。

 主な病気としては、泌尿器がん(腎がん、腎盂・尿管がん、膀胱がん、前立腺がん、精巣がん)、副腎腫瘍、腎・尿管結石、前立腺肥大症、尿路感染症(膀胱炎、腎盂炎)、尿失禁、女性骨盤臓器脱などがあります。

当院泌尿器科の特色

〇尿路結石(腎結石、尿管結石、膀胱結石)

 当院では、内視鏡による経尿道的結石破砕術(TUL)、経皮的結石破砕術(PNL)と体外衝撃波結石破砕術(ESWL)による三位一体の尿路結石治療を積極的におこなっています。

 患者さまの状況に合わせ、治療を可能な限り早くおこない、早期の社会復帰をめざしています。希望があれば受診当日のESWL治療も可能です。TUL治療は全身麻酔の場合は2泊3日、腰椎麻酔の場合は1泊2日の入院で治療できます。大きな(2cm以上)腎盂内の結石に対してはPNL治療を積極的におこなっています。

尿路結石治療

TUL手順

PNL手順

 写真提供:ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社

 

〇坂出市の前立腺がん検診について

 坂出市では50歳以上の男性に対して血液検査(PSA検査)による前立腺がん検診を実施しています。当院ではPSAが4以上の方に対して二次検診を施行しております。外来で超音波検査、直腸診、造影MRI検査をおこない、前立腺がんが疑われる方には前立腺生検(腰椎麻酔、1泊入院検査)をご提案しています。

 前立腺がんと診断された場合は、進行度に応じて監視療法、手術療法、放射線療法、内分泌療法を患者さまの希望に沿いながら治療をおこないます。

 

前立腺

 前立腺がん啓発推進実行委員会「ブルークローバー・キャンペーン」より提供

 

〇前立腺肥大症

 尿が出にくい・回数が多いといった排尿に関する症状はさまざまな原因で起こります。中高年の男性では多くの場合、前立腺という臓器が腫大する「前立腺肥大症」が原因となっています。前立腺肥大症で自覚症状が強い場合は薬物療法をおこないます。薬物療法で症状の十分な改善がない場合や、尿閉、膀胱結石などを繰り返す場合は手術治療をおこないます。

 当院では尿道から内視鏡を挿入し、前立腺を尿道から切除する経尿道的前立腺切除術(TURP)を4泊5日でおこなっています。2020年度には新しい機器を導入し、前立腺をレーザーでくりぬいて摘出するホルミウム・ヤグレーザー前立腺核出術(HoLEP)を開始する予定です。

 

前立腺肥大

HoLEP TURP

レーザー手順

 写真提供:ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社

 

〇血尿について

 尿に血が混ざる状態には大きく2つあります。1つは、尿が赤くなる状態で、これを肉眼的血尿といいます。2つ目は色の変化はありませんが、健診などの尿検査で血が混ざっている(尿潜血)と指摘された場合で、これを顕微鏡的血尿といいます。

 どちらの場合でも、尿の通り道(尿路)に何らかの病気がある場合がありますので泌尿器科を受診してください。特に痛みのない肉眼的血尿の場合は膀胱がんの可能性が2~3割程度ありますので、血尿が現在止まっているとしても受診するようにしましょう。

 血尿で来院された場合は、尿検査(検尿、尿細胞診)、超音波検査などをおこないます。悪性が疑われるときは膀胱鏡や造影CT検査を追加でおこないます。

 膀胱がんが見つかった場合は、お腹は切らずに、内視鏡で腫瘍を取り除く手術がおこなわれます。当院では腰椎麻酔を行い3泊4日で治療をおこなっています。

 

〇尿失禁

 尿失禁は、咳やくしゃみなど腹圧がかかったときに漏れる腹圧性尿失禁、おしっこに行きたくなるとトイレまで我慢ができず漏らしてしまう切迫性尿失禁、尿がたまって出せないときにあふれて漏れる溢流性尿失禁、高齢者や認知症患者さまで運動能力や認識能力が低下して漏らしてしまう機能性尿失禁など、いくつかのタイプに分かれます。

 切迫性尿失禁に対しては薬物治療が主体となりますが、2020年4月より新しい手術療法が保険治療として行えるようになります。当院でも早期の導入を予定しておりますので、従来の薬物療法で十分な満足感が得られなかった患者さまにも新しい治療選択肢を提供できるようになります。腹圧性尿失禁に対しては骨盤底筋体操に加えて症状が強い場合には手術療法が選択されることがあります。原因がわかれば様々な治療法がありますので、まずはお気軽にご相談ください。 

 

〇女性泌尿器

 骨盤臓器脱は骨盤内の臓器である子宮や膀胱が膣から飛び出してくる病気です。骨盤内の臓器を支える骨盤底筋が、高齢・出産・肥満などで緩んでくることによって、支えられていた臓器が徐々に下がってきて発症します。当院では骨盤臓器脱に対して、最新のLSC手術(腹腔鏡下仙骨膣固定術)を行っています。

 

〇泌尿器がん

腎がんや腎盂・尿管がん、副腎腫瘍に対しては、患者さまの身体的負担の少ない腹腔鏡(後腹膜鏡)を用いた手術をおこなっています。当院では日本泌尿器内視鏡学会の泌尿器腹腔鏡技術認定資格を取得した医師が中心となって根治性と安全性を両立した手術を心がけております。 

進行がんに対しては抗がん剤治療や分子標的療法、免疫チェックポイント阻害薬を用いた治療をおこなっています。外来化学療法室があるため、通院しながら治療することも可能です。

 

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診療予定表  [ 泌尿器科 ]

診療予定表
  月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日土曜日
午前

一診

林田 有史

林田  有史

林田  有史

(第2~5週)

林田  有史

林田  有史

二診

藤原 健悟

藤原 健悟

矢野  敏史

(受付9~)

藤原 健悟

藤原 健悟

午後

一診

香川大医師

(受付14~16)

林田 有史

林田  有史

(紹介・予約)

本田 智子

(受付14~16)

二診

※ 診療予定表の「―」は休診です。

 

 医師紹介  [ 泌尿器科 ]

ten 林田 有史  ( はやしだ ゆうし)

役職部長
専門泌尿器科悪性腫瘍,腹腔鏡手術,尿路結石,前立腺肥大症
資格

医学博士

日本泌尿器科学会 専門医、指導医

日本透析学会 専門医

がん治療 認定医 

泌尿器科腹腔鏡技術認定医

ロボット手術認定医

ten 藤原 健悟   ( ふじわら けんご )

役職医員
専門泌尿器科一般  
資格

 


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