腎臓内科
印刷用ページを表示する 掲載日:2024年4月1日更新
腎臓内科では検尿異常や腎機能低下などを呈する腎疾患に対して、一元的に検査/治療を行っております。
検尿異常の精査と加療
腎臓は尿を産生することにより体内の老廃物を排出し、体内の恒常性を保ちます。尿の正常に変化があった場合、腎臓に障害が生じていることがあります。適応と安全性を検討したうえで、腎障害が疑われる患者様に対しては腎臓の組織を取り診断をつける腎生検を施行することで正確な診断を行い、適切な治療を心がけています。
慢性腎臓病
腎臓の機能が慢性的に低下している状態を『慢性腎臓病』といいます。慢性腎臓病が疑われる患者様には、基礎疾患の検査を行い、腎機能の低下をできるだけ抑える治療を行います。慢性腎臓病の原疾患や段階に応じた治療、栄養士による栄養指導を行っています。
腎代替療法提示
腎臓の機能が低下して十分に機能しなくなると、腎臓の代わりをする治療法、すなわち腎代替療法が必要になります。現在、本邦で可能な腎代替療法には血液透析療法/腹膜透析療法/腎移植療法があります。当院では患者様の日常生活と病態に応じた腎代替療法を提示できるよう、こころがけています。
担当医からのメッセージ
腎疾患は症状が出現しにくく、知らない間に病状が進行していることがあるため検尿や血液検査で異常が疑われたら、特に症状がなくても、一度詳しく調べてみることが大事です。
腎臓の病気はややこしそうな印象があるかもしれません。当科ではどなたにも分かりやすく説明できるようにこころがけています。健康診断や検診で腎臓の病気が疑われたら、当科への早目の受診をご検討ください。
尾崎 太郎 ( おざき たろう )
役職 | 腎臓内科部長 |
専門 | 内科一般,腎臓内科 |
資格 |
日本内科学会 総合内科専門医 日本腎臓学会 専門医 日本透析医学会 透析専門医 |