ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
坂出市立病院 > 坂出市病院事業管理者 兼 坂出市立病院長 あいさつ

坂出市病院事業管理者 兼 坂出市立病院長 あいさつ

印刷用ページを表示する 掲載日:2026年1月1日更新

2026年(令和8年) 年頭のご挨拶

 

岡田節雄写真

坂出市病院事業管理者

兼 坂出市立病院長

岡 田 節 夫

 令和8年、新年明けましておめでとうございます。

 昨年はアフターコロナと言われた1年、医療機関におきましては厳しい運営・経営が続きました。コロナ前に復する事は無く、新たな医療環境や社会環境が生じた為です。物価高、人件費増、働き方改革による労働時間の制限、職員の増員等々、出費(費用)は確実に増える中、勝手に値上げ出来ない公定価格である診療報酬では出費を賄えず、赤字病院が多数を占めました。支出を抑えながら診療レベルは上げ続け、患者サービスの低下は防ぐというある意味矛盾した環境下ではありましたが、坂出市立病院は無菌室を10床増床(計12床)する等、必要な設備投資を行うと同時に、惜しみない経営努力も行い、診療レベルを維持・上昇させながら市民への良質な医療提供が滞らないよう公立病院の責務を果たす努力を行ってきました。

 また、地方における医師、看護師はじめ医療職の人員不足が顕在化し、当院も必要な人材の確保に大変苦労致しました。随時採用試験等を数回実施し、綱渡り的に人員を確保して参りました。活気溢れる病院には“新しい風”が常に必要で、新人入職者の採用は必要不可欠と考えております。

 坂出市立病院は当地に新築移転し、あっという間に11年が過ぎ、12年目に入りました。中讃地区の急性期医療提供に無くてはならない病院に成長する事を職員の共通目標とし、日々の診療に従事しております。現在、総入院患者数は増加し、坂出市外在住患者さんの受診も増え、坂出市外在住患者さんの入院患者数が、市内在住の患者さんよりも多くなっております。

 経営的には本年も更なる経営難が予測される中、当院は中讃地区の中心的役割を担い続け、一般診療は元より、救急医療、コロナ含めた新興・再興感染症医療、手術治療や悪性疾患に対する抗癌剤治療、心臓カテーテル治療、透析医療等の高次医療を安定的に提供し、救急車搬送件数や手術件数、悪性疾患治療数は増加させる計画で、地域医療により一層貢献してまいる所存です。幸い当院には、不足しがちな呼吸器内科医、循環器内科医、血液内科医、消化器内科医、腎臓内科医、糖尿病内科医など、各専門領域に複数の内科専門医が在籍しておりますし、香川大学からの応援医師にも診療して頂き、専門性の高い診療を行って参る所存です。外科系に関しましても、消化器外科、呼吸器外科、整形外科、泌尿器科、耳鼻咽喉科等に多くの専門医を配し、手術医療におけるより一層の充実を図ります。意欲のある若手医師の在籍も多く、活気ある病院を目指して参ります。

 市民が真に望む医療環境とは、「最も身近な病院の機能充実」であると確信しておりますので、全国的に衰退傾向にある地域医療の堅持に向けて、職員一同邁進いたします。当院をご利用頂く患者様、並びに市民の皆様には、幅広いご理解、ご協力、ご支援の程をお願い申し上げ、年頭の挨拶とさせて頂きます。

 

令和8年1月1日

 

坂出市病院事業管理者 兼 坂出市立病院長 岡田節雄

令和7年度 年度初めのご挨拶

 令和7年度(2025年度)が始まりました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)も感染症法の「2類相当」から「5類」に扱いが変更され早2年近く経過致しましたが、現在も波は小さいながら収束、再燃を繰り返し、決して消滅した感染症とはならず、重症例や死亡例も散見されています。市立病院始め多くの医療機関では以前程では無いにしろ相応の対応を継続しております。社会生活は大きく変化しておりますが、医療機関はその特性上、一般社会とは異なった感染対策を未だ実施中です。

 

 当院は現在も中讃地区を中心に広範な地域からコロナ患者を受け入れ、中心的役割を担い続けており、現在までに延べ2290名以上のコロナ患者の入院を受け入れました。同時に、救急医療、手術や悪性疾患に対する抗癌剤治療等の高次医療を含めた通常の医療も制限せずに行い、救急車搬送件数や手術数、悪性疾患治療数は過去最高となり、地域医療に貢献しております。

 

 本年度も昨年同様アフターコロナと言われ、医療機関においては厳しい運営・経営が続くと考えられています。コロナ前に復する事は無く、新たな医療環境や社会環境が生じる為です。診療報酬改定では、実質的にはマイナス改定が継続する反面、物価高、人件費増、働き方改革による労働時間の制限、職員の増員等々、出費(費用)は増すばかりであり、支出を抑えながら診療レベルは上げ続け、患者サービスの低下は防ぐというある意味矛盾した環境下の医療界ですので、企業体としての運営には厳しさが増すのは明白であり、解決には相当な覚悟と努力が必要です。惜しみない経営努力を行って参ります。

 

 近年、医師、看護師、薬剤師等の医療従事者を確保することが非常に困難となる傾向がある中、4月には多くの新しい職員を坂出市立病院に迎える事が出来ました。若くて意欲に満ち溢れた新しい”パワー”は、診療レベルを高く維持し、活気ある病院であり続ける為には常に必要です。既存の組織風土に”新鮮な風”を吹き込んでくれる事と期待しております。

 

 COVID-19は消滅していませんし、新興・再興感染症もいつ発生するか予測できませんので、市民の皆様も自身の基本的感染対策(手洗い等の手指衛生、環境整備、状況により適宜マスク装着等)を継続して頂き、健康管理に充分ご留意されますと共に、今後とも坂出市立病院に幅広いご理解、ご協力、ご支援の程をお願い申し上げて年度初めの挨拶とさせて頂きます。

 

 

令和7年4月

 

坂出市病院事業管理者 兼 坂出市立病院長  岡田節雄


このページの先頭へ