ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
坂出市立病院 > 坂出市病院事業管理者 兼 坂出市立病院長 あいさつ

坂出市病院事業管理者 兼 坂出市立病院長 あいさつ

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年4月1日更新

令和3年度 年度初めのご挨拶

事業管理者

坂出市病院事業管理者

兼 坂出市立病院長

岡 田 節 雄

 

 令和3年度(2021年度)が始まりましたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の終息には、まだ相当の時間がかかりそうです。ワクチン接種も医療従事者からではありますが、順次開始され始め、終息への期待をしておりますものの、ワクチン効果が低いとされる一部の変異種の拡散リスクには恐怖を感じております。坂出市立病院は中讃地区唯一の第二種感染症指定病院(2019年3月に指定)として、さらにはコロナ重点医療機関(2020年8月に指定)としてその役割を果たすべく、COVID-19対応・対策を継続しております。短期的対応で解決しないことは明白でありますので、”筋書きのないマラソン対応”を覚悟しております。走りながらon timeな判断と決定を行い、出来得るベストな診療・対応・対策をしてまいります。市民の皆さまと共に辛抱強く走り切ることが重要ですので、職員一同協力しながら対峙していく覚悟です。また、COVID-19なる有事下とはいえ、平時の医療を軽視していい理由とはまったくならず、検診含め通常の医療も感染対策しながら、より一層充実して行う所存です。

 4月には新しい職員が多数坂出市立病院に入職していただきました。若く活気ある新しい”パワー”は、診療レベルを常に高く維持するために重要です。既存の組織風土に新鮮な”風”を吹き込んでくれることと期待しております。病院理念「市民が安心して暮らせ、心の支えとなる病院に」の達成に向けて、新しい力と共に医療に邁進いたします。

 COVID-19が終息とまではいかなくとも、猛威を振るわず、ストレス無く共存できる日常へ、少しでも早く復帰することを願っております。市民の皆さまも自身の感染対策(密閉・密集・密接のいわゆる3密の厳禁、マスク装着、手洗い等の手指衛生、環境整備等)を継続していただき、健康管理に十分ご留意されますとともに、今後とも坂出市立病院に幅広いご理解、ご協力、ご支援の程をお願い申しあげて年度初めの挨拶とさせていただきます。

 

 令和3年4月

 

坂出市病院事業管理者 兼 坂出市立病院院長 岡田節雄

2021年(令和3年) 年頭のご挨拶

 新年明けましておめでとうございます。令和年号も早3年目となります。新型コロナウイルス感染症がまだ終息の兆しも見せず、市民の皆様のストレスも解消されない中ではありますが、本年が皆様方におかれまして、より良い年であります様、職員一同祈念致しております。

 早いもので坂出市立病院は当地に新築移転し、6年が過ぎました。2019年3月に中讃地区唯一の第二種感染症指定医療機関の指定を受け、1年も経たない内に新型コロナウイルス感染症の最前線病院として対応する状況は当時予想もしておりませんでしたが、職員の努力と関係各位、市民の皆様のご理解・ご協力・ご支援の基で精一杯対応致しております。1日も早い終息と、変わりない日常への一刻も早い復帰を願っております。

 新型コロナ感染症は、医療界、しいては社会全体に多くの問題点を明らかにしました。平事には良いが有事に際し、即応できる予備能力を医療界も日本の社会全体も構築していく必要があると強く感じる感染症です。マスク、ガウン、手袋、アルコール消毒剤等の各種診療材料のサプライチェーンが容易に寸断され、極度の品薄状態が続き、“品不足”から医療崩壊すら危惧された状況の改善には、今後国内自給率の向上や備蓄量の増量が必要であると警報を鳴らしたと感じています。対応する病床確保にも労力を要し、直接対応する医療従事者のストレスも増しました。医療体制においては、地域医療構想で掲げられた過度な効率化、集約化、機能分担、更には専門性の追求ばかりでは、有事に際し、地域住民の期待する医療体制と乖離し、地域医療の充実とは成りません。市民の皆様が切望する医療体制は、「最も身近な病院の機能充実」にあると確信しております。坂出市立病院が「身近な病院」として、提供する医療レベルを向上させ、充実した診療を提供し、有事にも対応し、期待に応えるべきと考えています。

 新型コロナ感染症が終息に向かうには4つのシナリオがあります。

1)有効な治療薬の開発 

2)有効なワクチンの開発 

3)集団免疫の獲得

4)ウイルスの弱毒化   

です。

1)まず、治療薬に関してはアビガン、アクテムラ、レムデシビル等の名前が挙がっておりますが、特効薬にはなっておりません。一方、ステロイド等によるサイトカインストーム、いわゆる過剰に暴走する免疫反応に対する治療や、血栓防止の治療が重篤化予防に有効である事も徐々に分ってきました。

2)一部の国でワクチンの接種が開始、または開始予定になっておりますが、有効性や安全性が確実に担保されているかどうかははっきりしません。通常ワクチンの承認には、数年単位の時間をかけて検証しますが、コロナに対するワクチンは急ぐことに支点が有り、かなりの時間短縮で接種が開始されますので、安易な依存は避けるべきとの意見も、一部にあります。

3)集団免疫とは、国民の約60%前後の方が感染し、免疫を得たならば、感染が終息に向かう理論ですが、到底達成できておりません。

4)新型コロナウイルスは変異を繰り返しているわけですが、まだ弱毒化した確証は得られておりません。

 従って、コロナとの戦いは短期的に終息に向かうとは考えにくく、言い換えれば、まだ、始まったばかりかもしれません。特に、最近の第三波で指摘されております、「コロナ慣れ」は禁物です。「コロナ疲れ」も十分理解できますが、今はまだ、個々の行動自粛を解禁できる状況には決してありません。辛抱強く、自身の行動が、感染対策に沿っているかどうかを客観的に判断しながら、前向きな生活をして頂きたいと思います。個々の感染対策の総和が、全体の感染制御に必ず繋がります。感染するも、させるも、多くの災難・不幸を生じます。個々の正確な認識と対策が、地域全体の感染終息に重要です。決してコロナを軽んじてはいけません。

 コロナ対応含め、理想的地域医療の充実に職員一同邁進致します。今後とも市民の皆様の幅広いご理解、ご協力、ご支援の程をお願い申し上げると共に、近未来に社会全体が変わりない日常へ復帰する事を祈念し、年頭の挨拶とさせて頂きます。

 

令和3年1月1日

 

坂出市病院事業管理者 兼 坂出市立病院院長  岡田節雄

 

 


このページの先頭へ