排泄ケアチーム
印刷用ページを表示する 掲載日:2025年4月1日更新
チーム紹介
検査や手術、治療として尿道カテーテルを留置することがあります。排泄ケアチームは、尿道カテーテルが留置されている入院患者様に対して、一日でも早くカテーテルを抜去し、尿路感染を防止することを目的としています。また尿道カテーテルを抜いたあとに、様々な理由によって自力で排尿できない、トイレまで我慢できないといった問題が発生することがあります。当院では排泄ケアチームを中心に、そういった尿道カテーテル抜去後のトラブルの解決に努めています。そして、患者様が自力で排尿管理を完結できるよう、多職種の目線で支援内容を議論し、入院中の排泄ケアにあたっています。この活動は、「排尿自立支援加算」を算定した上で行っています。入院中に排尿自立支援を開始した方は、状況に応じて退院後も引き続き泌尿器科へ外来通院していただき、シームレスな排尿自立支援を継続しています。
構成メンバー
・泌尿器科医師:2名
・皮膚・排泄ケア認定看護師:1名
・排尿ケア専任看護師:3名
・各病棟リンクナース:9名
・理学療法士:3名
活動状況
(1)病棟における包括的排尿ケアの推進
・下部尿路機能障害の評価
・排泄ケアチームカンファレンス(毎週木曜日)
・排尿ケア計画の立案・実践・評価
・排尿自立指導に関する診療計画書の作成
(2)排泄ケアチーム会議(1回/月)
(3)職員を対象にした排尿ケア研修会(1回/年)実施
(4)ICT(感染対策チーム)と連携し排尿ケアに関するデーター収集と評価
・尿道カテーテルデバイス数、感染率
<排泄ケアチーム会議の様子>