ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ >   > 藻場再生・創出の実証事業開始について
  のタイトル画像

藻場再生・創出の実証事業開始について

印刷用ページを表示する更新日:2024年11月21日更新

香川大学×坂出市 藻場再生・創出の実証事業を開始しました

藻場の再生・創出による海洋環境の再生と、ゼロカーボンシティの推進

 令和6年2月に締結した本市と香川大学との藻場の再生・創出に関する覚書に基づき、地元漁業協同組合協力のもと、藻場造成の実証事業を開始しました。

 

【藻場の再生・創出による漁業資源増殖促進およびブルーカーボン(炭素固定化)によるカーボンニュートラル推進の連携に関する覚書締結】

市HP:https://www.city.sakaide.lg.jp/site/zero-carbon-city-sakaide/zero-carbon-seaweed-bed.html

 

 実証1

                                 写真:藻場造成構造物(マリンマッシュ礁)積荷状況

 覚書を締結した同年6月、香川大学および坂出市は、地元漁協組合と協議を重ね、藻場の再生・創出の実証事業場所として、香川大学が製作する藻場造成構造物(マリンマッシュ礁)の沈設箇所の現地確認を行い、水深や潮流の状況から小与島の南側海域が適地であるとの見解を得ました。

設置場所

                                      出典:さかいでオンラインMAP

 このたび沈設した構造物は、縦横約90cm、高さ約40cmのコンクリート製。

 構造としては、基礎部、屋根部、突起部の3つの部材により構成され、屋根部は多孔質体の台形構造となっており、潮の流れを上手く制御しつつ海藻の胞子や魚類の餌となる小型生物の着生を促進する機能を有し、突起部は、着脱可能な構造であることから、他の海域における同型の構造物へ移植することで、新たな藻場造成を可能とするものとなっています。

実証2

                         写真:作業船へ積載された藻場造成構造物(マリンマッシュ礁)

今回、大学関係者、地元漁業協同組合関係者、坂出市職員の総勢約20名程度により作業を行い、4基の藻場造成構造物(マリンマッシュ礁)を予定場所へ沈設しました。

実証3

                                              写真:沈設状況1

実証4

                                           写真:沈設状況2

今後、地元漁業組合とも連携を図りつつ、藻場の繁殖状況等を随時確認、観察し設置場所の適正性や、他場所への設置可能性について調査を進めていく予定としています。

藻場イメージ

                                             写真:藻場生育イメージ

 

参 考

・香川大学ホームページ

(瀬戸内再生のための「人×技術×海」マッチング共創拠点)

https://coinext-kagawa-u.com/<外部リンク>

(坂出市と藻場の再生・創出による漁業資源増殖促進およびカーボンニュートラル推進の連携に関する覚書を締結しました)

https://www.kagawa-u.ac.jp/31266/<外部リンク>

・水産庁ホームページ(藻場の働きと現状)

https://www.jfa.maff.go.jp/j/kikaku/tamenteki/kaisetu/moba/moba_genjou/<外部リンク>

・環境省ホームページ(ブルーカーボンに関する取組み)

https://www.env.go.jp/earth/ondanka/blue-carbon-jp.html<外部リンク>

ロゴ 坂出市のゼロカーボンに向けた取り組み

〇坂出市ホームページ(特設)

   脱炭素

   https://www.city.sakaide.lg.jp/site/zero-carbon-city-sakaide/

  QRコード