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かがわ里海大学2024 アマモ場での観察講座を開催しました

印刷用ページを表示する更新日:2024年7月3日更新

かがわ里海大学2024 アマモ場での観察講座を開催しました!

令和6年6月8日(土)に交流の里おうごしと王越町の木沢湾でかがわ里海大学と坂出市が共催となりアマモ場での観察講座が開催されました。

当日は海洋研究の第一人者である香川大学創造工学部長の末永教授、かがわ海ごみリーダーとしても活躍される里海ガイドの谷氏を講師としてお招きし学習講座とフィールドワークを実施しました。

小学生から大人まで多くの方にご参加いただき、時折驚き声や歓声があがるなど、にぎやかな雰囲気の中で行われました。

参加者

 

かがわ里海大学とは?

今回、かがわ里海大学と坂出市が共催となり開催されましたが、みなさんはかがわ里海大学をご存知でしょうか。

里海大学ろご

里海とは、里山と同じく人と自然が共生する場所で「人手が加わることにより生物生産性と生物多様性が高くなった沿岸海域」とされています。

かがわ里海大学とは・・・香川県が事務局となり、里海づくりに求められる人材育成を目的とした「学びと交流の場」です。
里海づくりをけん引するために必要なスキルや知識を高める講座から、広く里海への理解を深めていただく一般向けワークショップや体験ツアーまで、様々な講座を随時開講しています。

(かがわ里海大学HPより引用 かがわ里海大学|香川県 (kagawa.lg.jp)<外部リンク>

上記のように、年間を通じて講座やフィールドワークなど開催されています。

まずは講義から!

最初はアマモ場について香川大学創造工学部長の末永教授の講義を受けました。

小学生にもわかりやすい内容となっておりスライドを見ながら学びます。

末永教授 末永先生 講義2

「海のゆりかご」と呼ばれるアマモ場の役割や重要性、なぜ藻場が減少したのか、今後どういった対策が必要かなど、末永教授が研究されている藻場造成構造物の写真をみたり、実際に海中に沈めてある藻場造成構造物に海藻が生息している写真をみせていただき、藻場の機能についてご説明をいただきました。

 

次はフィールドワークへ!!

末永教授の講義のあとは実際にフィールドワークを体験しました。

フィールドワークを実施した木沢湾には現在でも多くのアマモが存在しています。

アマモ場 谷さん 講義2

 

まずは、海岸に集まり里海ガイドの谷さんからアマモやそこに住む多様な生物について説明を受けます。

ここでも資料などを使って、アマモ場の自生状況やそこに住む多様な生物について学びました。

アマモ場に生息している生き物を観察してみました!

谷さんによる説明のあとは実際にフィールドワークを体験をしてみます。

アマモ場には多くの生き物が住んでいるので網などを使ってどんな生き物がいるか観察してみました。

フィールド活動2 生き物観察

実際にフィールドワークを体験してもらい、参加した子供たちは谷さんの説明を聞きながら水槽の中を覗き込んで小魚やイカの赤ちゃんなど、そこに住む多様な生物を観察することができ、藻場の大切さを実感することができました。

生き物 生き物

観察後は生き物を海に放流し、質疑応答を行い最後までにぎやかな観察講座となりました。

最後に、参加者や今回ご協力いただいた王越まちづくりの会の方と記念撮影をして終了となりました。

集合写真

今後の取り組み

本市は、今後もかがわ里海大学と連携し里海づくりに関するさまざまな取り組みを行う予定をしており、里海づくりのパートナーとしても次世代を担う子供たちに美しい自然環境を引き継いでいく活動を行っていきます。

また、坂出市としても藻場の再生・創出に取り組むことにより生物の多様性を保全し、漁業資源の増殖による水産資源の持続的利用の確保や炭素固定化を促進しカーボンニュートラルを推進していきます。

 

かがわ里海大学×坂出市「アマモ場での観察講座」を開催します!  (募集は終了しました)

最近耳にすることが増えてきた「藻場」とは、海藻が茂る場所のことです。

「藻場」は、その構成種から見て、「アマモ場」(アマモの仲間から構成される)、「ガラモ場」(ホンダワラの仲間から構成される)、「アラメ場」(アラメから構成される)、「カジメ場」(カジメから構成される)、「コンブ場」、「ワカメ場」等にタイプが分かれています。

それら、「藻場」は多くの水生生物の生活を支え、産卵や幼稚仔魚(ようちしぎょ)に成育の場を提供する以外にも、水中の有機物を分解するとともに、栄養塩類や二酸化炭素を吸収し、酸素を供給するなど海水の浄化に大きな役割を果たし、海洋の生物多様性と生産力の向上につながるものとなっています。

昨今では、「藻場」は、その強力な光合成による二酸化炭素吸収能力により「ブルーカーボン生態系」と呼ばれ、地球温暖化対策としても大きな注目を集めています。

今回は、その「藻場」のなかでも「アマモ場」に焦点をあて、かがわ里海大学と坂出市が共催し、観察講座を開催いたします。

            アマモ場観察講座チラシ_ダウンロード [PDFファイル/3.22MB]

    アマモ観察講座

募 集 内 容

募集期間:令和6年5月7日(火)~6月5日(水)

※先着順とし、定員になり次第、募集を締め切らせていただきます

 

開  催  日:2024年6月8日(土)15:30~18:00
集 合場所:交流の里おうごし(住所:坂出市王越町木沢1197番地8)

      https://www.city.sakaide.lg.jp/soshiki/syougaigakusyu/kouryunosato.html

      位置図


定   員:先着20名(定員になり次第募集を締め切らせていただきます)
対   象:小学生3年~大人(小学生は保護者同伴でお申し込みください)
受  講  料:無料


お申し込み方法:下記URL(香川県電子申請システム)より必要事項を入力のうえお申し込みください
https://apply.e-tumo.jp/pref-kagawa-u/offer/offerList_detail?tempSeq=5891

     アマモ場観察講座

 

 アマモ場観察講座チラシ_ダウンロード [PDFファイル/3.22MB]

 

【問合せ先】

 かがわ里海大学協議会(香川県環境管理課内)

 TEL:087-832-3220(平日9:00~17:00)

 

ロゴ 坂出市のゼロカーボンに向けた取り組み

〇坂出市ホームページ(特設)

   脱炭素

   https://www.city.sakaide.lg.jp/site/zero-carbon-city-sakaide/

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