9月のティーンズコーナーの特集は、進路に関する本です。
中でもおすすめの本は…
『偏差値45からの大学の選び方』<外部リンク> 山内太地/著 筑摩書房(写真左上)です。
著者の山内太地さんは、学校経営のコンサルティングや、全国の高校で進路に関する講演などをするかたわら、教育系YouTuberとして情報を発信しています。学生時代にいろいろな大学の学生や教授と交流することの楽しさに目覚め、訪れた大学の数は約800校!日本にあるほぼすべての大学を見学したそうです。
大学選びの第一関門は文理の選択ですが、数学が苦手だからという理由で文系を選択していませんか?文系か理系かを考えるとき、多くの人は得意な科目で選ぼうとしますが、文理にとらわれずに広く大学の学問や学部を調べてみて、と著者は言います。学問の地図を知ると、おのずと自分の進みたい道が見えてくるからです。
ほかにも、そもそもやりたいことがわからないとき、やりたいことを親に反対されたときなど、進路を考える時のアドバイスのほか、偏差値でははかれない大学のおすすめポイントが紹介されています。中には学費が免除される私立大学や、文系科目の受験で入れる理系大学の紹介も。国公立・私立含め全国の大学の魅力が紹介されているので、これまで視野に入れていなかった進路も見えてくるかもしれません。
特集コーナーには、大学の学部や学科を紹介する本のほか、仕事に関する本も集めました。進路について迷っている人は、ぜひ特集コーナーの本もチェックしてみてください。