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特集担当おすすめ本

印刷用ページを表示する更新日:2022年7月1日更新

特集コーナー「高校生直木賞~この夏はアツい読書を!~」

 7・8月のティーンズコーナーの特集は、「高校生直木賞」です。直近1年分の直木賞候補作を読んだ全国参加校の高校生が、討論の末、今年の1冊を決めます。
 中でもおすすめの本は…

高校生直木賞

「高校生直木賞」の第8回目にして初のW受賞で選ばれた『オルタネート』と『雲を紡ぐ』です。

『オルタネート』<外部リンク> 加藤シゲアキ/著 新潮社 

『雲を紡ぐ』<外部リンク> 伊吹有喜/著 文藝春秋 です。

『オルタネート』…架空の高校生専用マッチングアプリ「オルタネート」が必須の世界。全国配信の料理対決で昨年、惜しくも敗退し一緒に出場するパートナーを探す蓉(いるる)。高校を中退し、転校していったバンド仲間をおいかける尚志(なおし)。そしてだれよりも「オルタネート」を信奉し、運命の相手を見つけ出そうとする凪津(なづ)。3人の主人公と交差する人間関係。恋とは、家族とは、友情とは…スピードのある場面展開であっという間に引き込まれていきます。

『雲を紡ぐ』…学校でいじめを受け、ひきこもってしまう高校生の美緒。なかなか自分の気持ちを伝えられないまま、母と祖母には心配され、登校するように責め立てられる。そんな中、美緒の心のよりどころでもある赤いショールを母は取り上げる。そのショールは父方の実家で羊毛を染め、紡ぎ、織られたホームスパンだった。大切なものを取り上げられた美緒は衝動的に盛岡にある父の実家へ家出します。本音がぶつかるときは、胸が締め付けられ、目を背けたくなる場面もあります。丁寧に読み進めたい家族の再生物語です。

 

 どちらも高校生が主人公なので、共感を得る部分が多いのではないでしょうか。さて、あなたならどちらを推薦しますか?