夏休みが終わり、新学期が始まりました。暦のうえでは秋がきたといっても、まだまだ暑い日々が続いています。長引く残暑にちょっぴり疲れがたまっていませんか?今月は、なんとなく体がだるい、朝起きるのがつらい…など、ちょっとした体の不調を改善したり、もやもやする心を元気にする本を集めました。
中でもおすすめの本は…
『自分を動かす魔法 10代で身につけたい、一生きみを助ける「本物のプラス思考」』<外部リンク> 齋藤孝/著 三笠書房 です。
ニュース番組のコメンテーターとしてもおなじみの著者・齋藤孝さんは、明治大学の教授です。中高生や大学生と話をしていると、若い人が対人関係にとても気を使って行動していると感じることがあるそうです。まわりの人に気を使いすぎて、人とかかわることにストレスを感じたり、人とくらべてコンプレックスを感じたり、自分に自信を持てなかったり…中高生がそんな悩みを大きくしてしまう根本的な原因はどこにあるのでしょうか。齋藤先生は、その原因はマイナス思考にあるといいます。何か良くないことが起こった時、すぐに気持ちを切り替えられる人と、引きずってしまう人がいます。そのような考え方は性格にように思えますが、実は心の習慣で、プラス思考は経験でいくらでも身につけていくことができるのだそうです。自分の中のマイナス思考を追い出して、新しい一歩を踏み出してみませんか。
特集コーナーには、メンタルケアの本のほか、ハーブやアロマなど体の調子を整える本や、心をいやす絵本などもあります。気になるかたは、ぜひティーンズコーナーをチェックしてみてくださいね。