10月は市内の中学生が、図書館へ職業体験学習にやってきます。
そこで今月の特集コーナーには、ティーンズのみなさんがこれからの進路・職業選択をする上で参考となるような、仕事に関する本を集めました。
中でもおすすめの本は…
『なりたい自分との出会い方 世界に飛び出したボクが伝えたいこと』<外部リンク> 岡本啓史/著 岩波書店 です。
著者の岡本さんは、中学生の頃、おちこぼれの自分の人生はつまらないものになるに違いない、と感じていました。就活しないで日本を飛び出し、現在の仕事である国際機関の職員になるまでに、ダンサーや料理人など様々な職業に就きました。それぞれの仕事を経験する中で、その時々の出会いや学びから新たな目標ができ、常に挑戦し、国際機関の職員になった今でも、とどまることなく自分らしい生き方を探し続けています。
みなさんが大人になる頃には、今とは違う職業があり、働き方がますます多様化しているのではないでしょうか。いろいろな職種、国で働いた岡本さんのキャリアストーリーは、既存の概念にとらわれず、新しい視点から自身の生き方や将来について考えるためのひとつのきっかけになることでしょう。
特集コーナーには、この他にも、将来なりたい仕事に就くための道しるべとなる本や、仕事に関するルールがわかる本、働く人が登場するお仕事小説などを並べています。本を通じて、みなさんの将来の夢への実現を応援します!