猫が登場するおはなし
ペットやキャラクターとして大人気の猫。本の世界でも猫はたくさん登場します。かわいくて癒されるだけでなく、頭がよかったり、謎めいていたりと様々な一面があります。今日は、そんな魅力あふれる猫が登場するおはなしを三冊ご紹介します。
1冊目は、蜂飼耳/ぶん、牧野千穂/え『うきわねこ』です。
主人公は子猫の「えびお」。えびおの誕生日、おじいちゃんからうきわが届きます。しかし、この町には海も川もプールもありません。おじいちゃんの手紙には、次の満月の夜まで大事にしまっておいてくださいとあり、えびおは毎日空を見上げて満月を待ちます。いよいよ満月の夜、えびおがうきわを膨らませると、うきわはえびおと一緒に浮かび上がって…。
柔らかなタッチで描かれる幻想的な景色とえびおの可愛らしい姿は、どのページもアート作品のようで見ごたえがあります。一夜限りの不思議な冒険に胸が高鳴る一冊です。
2冊目は、北ふうこ/作『ねこのかんづめ』です。
たくやくんは、ペットの猫のトラキチにおいしいものを食べさせようと、ピエロから猫の缶詰を買います。缶詰を開けると、中から出てきたのはキャットフード…ではなく、なんと元気な子猫…!?出てきた子猫たちは、まるで大道芸人のように逆立ちや玉乗り、綱渡りなどの芸を次々に見せ始め、近所でも評判の猫となっていきます。その様子を見て、元気のなかったトラキチにも少しずつ変化が起きはじめて…。
なんでもできるスーパーキャットな子猫たちの可愛さはもちろん、たくやくんとトラキチの絆に胸が温かくなるおはなしです。
3冊目は、望月麻衣/著『満月珈琲店の星詠み』です。
満月の夜にだけ現れる不思議なお店、満月珈琲店。そこでは猫がマスターを務めていて、まるで星空のように美しい料理やドリンクでおもてなしをしてくれます。また、占星術を用いて、悩めるお客さんの心に寄り添い、導いていきます。
本書は、イラストレーターの桜田千尋によるイラストシリーズを小説として書籍化したものです。星や星座をモチーフにしたきらびやかなイラストは、インターネット上で人気を博し、ほかにもイラスト集、レシピ集、コミック、グッズなどが発売され、多彩な展開を見せています。本書にも、お話に登場するメニューがカラーイラストで掲載されています。美しいイラストとともに、不思議で優しい物語に浸ってみませんか?
このほかにも、図書館には様々な猫が登場するおはなしがたくさんあります。ぜひ、図書館へお越しください。
<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)