ど~する空き家
春は引っ越しの多い季節ですが、気が付けば、みなさんの隣近所に空き家が増えていませんか。今、日本中で空き家が問題視されています。そこで今月は空き家問題に関連した本をご紹介します。
1冊目は、学芸出版社『建築・まちづくりのための空き家大全』です。
空き家に関する情報が網羅的に解説されており、すべてのトピックスが見開き2ページにまとめられているので、大変読みやすく、自分の知りたい情報をすばやく手に入れることができるのがこの本の特徴です。
自身の所有する空き家について悩んでいる人はもちろんのこと、これからも増え続ける空き家に社会全体としてどう向き合っていくのかを考えたい人や、空き家の利活用に興味がある人など、空き家について知りたいすべての人におすすめの1冊です。
2冊目は、松本明子/著『実家じまい終わらせました!大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方』です。
タレントの松本明子さんが、香川県高松市にある実家のしまいかた(実家じまい)をどうするのかについて悩み、管理から売却にいたるまでの実話をつづっています。高松市の家ということで、同じ県内に住むみなさんにとって、親近感をもって読むことができるのではないでしょうか。
実話だからこそ自分にも起こりそう…という事案がたくさんあります。本書を通して、いざというときに備え、今できることから空き家問題の一歩に取り組んでみませんか?
3冊目は、重松清/著『カモナマイハウス』です。
主人公の孝夫は新築関連の不動産業に携わっていましたが、退職後関連会社で空き家のメンテナンスに関わることに。新築には家族の明るい未来があったけれど、空き家にあるのは家族の終わり。同じ不動産業でも異種のものであると感じながら働いています。
仕事だけでなく、孝夫の家族間にも変化がみられ、妻は怪しいお茶会に参加しているし、息子は実家に戻ってくるし、不安要素がふつふつとわいてきたところ、おまけに妻の実家に空き家問題が勃発して…。
空き家を通して家族の関係性や問題点がたくさん見えてきます。空き家問題からみえてくる現代日本における社会の困りごとを考えながら読んでほしい作品です。
空き家問題やこれからの利活用、リノベーションの本に加え、移住や田舎暮らしに関する本も集めています。本を通じて「家(いえ)」と「住(じゅう)」について考えてみませんか?
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