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今月のおすすめ本

印刷用ページを表示する更新日:2025年9月24日更新

366分の1

 皆さんが1年に1度、なかには4年に1度の方もいますが、必ず迎える誕生日。お話の中では誕生日は、普通だと起こらないような不思議なことが起こる特別な日として描かれることがあります。そこで、今月は誕生日がテーマになっている本をご紹介します。

 1冊目は、はたこうしろう/作『にちようびのぼうけん!』です。
 誕生日の朝、"ミスターX"と名乗る人物からぼくあてに手紙が届きます。その手紙には「きみに、とくしゅにんむをあたえよう。いまから、いそいで公園のベンチに行け!」と書かれており、それを見たお兄ちゃんと一緒に公園に行くことに。ドキドキしながら、公園のベンチに行くとまた手紙があって…。ぼくとお兄ちゃんは"とくしゅにんむ"を無事に成功させることができるのでしょうか。
 遊びの天才であるお兄ちゃんとぼくが繰り広げる楽しい冒険の最後に待ち受ける素敵な結末に、心が温かくなる一冊です。

 2冊目は、B.K.ウィルソン/作、大社玲子/絵『こねこのチョコレート』です。
 主人公のジェニーはお母さんと一緒に、弟・クリストファーの誕生日プレゼントを買いに出かけます。ジェニーは、プレゼントにこねこのチョコレートを買って、タンスの中に置いておくことに。その晩、ジェニーはチョコレートが気になってしまい、ひとつぐらい減ってもクリストファーは気にしないだろうと、チョコレートをひとつ食べてしまいます。それでもまだ気になって眠れないジェニーは、ベットから抜け出して…。ジェニーは、弟に誕生日のプレゼントを渡すことができるでしょうか。
 最後は家族みんながジェニーを温かい愛情で包み込み、ほっと幸せな気持ちになれる一冊です。

 3冊目は、如月かずさ/作『たんじょう会はきょうりゅうをよんで』です。
 主人公のぼくは、今年のたんじょう会を本格的にしようと決めます。お父さんにもらったハガキで招待状を作って、お母さんにも本格的な料理を頼み、最後に部屋の飾りつけをして、これで準備は完璧!招待状を持ってやって来た友だちを玄関で待っていると、最後にやってきたのは、ギザギザのおっかない歯を持つ緑色の恐竜で…。間違いだから帰ってください、とは言えないぼくが恐竜を部屋に案内すると、驚いたほかの友だちは急いで帰ってしまい…。ぼくのトラブル続きのたんじょう会は、どうなってしまうのでしょうか。
 初めてたんじょう会によばれて喜ぶ恐竜の健気で可愛い姿に、ドキドキハラハラしながらも、思わず応援したくなるような一冊です。

 今回ご紹介した本以外にも、誕生日がテーマになっている本がたくさんあります。図書館に来た際には、ぜひおすすめ本コーナーをご覧ください。

 

 

前回までのおすすめ本

令和7年8月

はちみつだ~いすき! [PDFファイル/91KB]

令和7年7月

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