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今月のおすすめ本

印刷用ページを表示する更新日:2019年7月30日更新

人ならざるモノが登場するお話

 いよいよ夏本番となってきました。夏といえば怪談話で盛り上がる季節ですね。今回は妖怪や神様など人ならざるモノが登場する本をご紹介します。
 
 1冊目は,紫はなな/著『かまどの嫁』です。
 お稲荷様を祀る陰陽師家当主の側室として嫁いできた鹿の子。しかし,鹿の子には霊力がないため冷遇されます。そんな彼女の居場所となったのは,神様が食べるお菓子を作る「かまど」でした。彼女が作るお菓子は,人も神も妖怪も関係なく心を掴んでしまうほど絶品。お菓子がつなぐ,人と人ではないモノ達との交流の物語です。次々と出てくる美味しそうなお菓子と,表紙や挿絵に描かれた可愛い妖怪たちに癒される一冊です。

 2冊目は,結城光流/著『我、天命を覆す 陰陽師・安倍晴明』です。
 陰陽師として類稀なる才能を持つ青年・安倍晴明。ある日彼は,自称親友の同僚・榎笠斎の提案で,共に賀茂祭に行くことになります。そこで,牛車の暴走に巻き込まれた橘の姫を助けたことをきっかけに,彼女に憑いている化け物を退治することに。晴明は化け物への対抗手段として,人の思いが具現化した神・十二神将を式神にすることを思いつきます。果たして晴明は,神を使役し,無事に姫を魔の手から守ることができるのでしょうか。一度読み出すと止まらない一冊です。

 3冊目は,仲町六絵/著『からくさ図書館来客簿 ~冥官・小野篁と優しい道なしたち~』です。
 京都の一角にある,からくさ図書館。そこには,「道なし」と呼ばれる,現世を彷徨う魂に憑かれたお客様がやってきます。そんな不思議な図書館で,篁と時子は"冥官"として,「道なし」達を天道に導いています。彼らが出会う人と「道なし」とは…?悠久の古都・京都を舞台に「道なし」と,「道なし」に憑かれている人,そして冥官の二人のそれぞれの関わりが描かれ,誰かと繋がる温かさや切なさを感じる一冊です。

 図書館には,この他にも人ならざるモノが登場する本がたくさんあります。ぜひ図書館にお越しください。

前回までのおすすめ本 

令和元年6月

<夏が待ち遠しくなる本> [PDFファイル/126KB]

令和元年5月

<一癖も二癖もある探偵> [PDFファイル/157KB]

平成31年4月

<お仕事ノンフィクション> [PDFファイル/136KB]

昨年度のおすすめ本は平成30年度 図書館員おすすめの本のページをご覧ください。

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