3月17日 土曜日 平成29年度坂出市子ども読書活動推進計画事業 読みメンプロジェクト「アメリカ人講師による英語絵本よみきかせ会」を開催しました。香川県国際交流員のジョナサン・マッカ―リー氏が,英語のよみきかせをしてくれました。
今回はエリック・カール絵,ビル・マーチン文『くまさんくまさんなにみているの?』など,二冊の英語絵本を読んでくれました。マッカ―リー氏の優しい声に,子どもたちは真剣に聞き入っていました。
また,英語でのじゃんけん大会も大盛況で,英語を身近に感じてもらうきっかけとなりました。
子どもの本専門店メリーゴーランド店主の増田喜昭氏をお招きし,図書館講演会と出前授業を開催しました。
2月1日 木曜日 平成29年度香川県図書館協会ボランティア研修事業~読書支援ボランティア育成講座~「子どもの幸せと読書」を開催しました。本の魅力についてのお話や本を通しての子どもとの関わり方,良い本との出会いが子どもたちに与えてくれる想像力や夢につながるお話をしていただきました。参加者からは,「心に残る大切な本を選び読みたい」「幸福感をもてる子どもに育ってほしい」など感想が寄せられ,読みきかせについてだけではなく子どもたちの生き方についても考えさせられる有意義な講演会となりました。
2月2日 金曜日 平成29年度坂出子ども読書活動推進計画事業・読みメンプロジェクト 大橋記念図書館出前授業 ようこそ!先生「読書と冒険」を開催しました。川津小学校3~6年生の児童約184人が参加しました。『はてしない物語』など物語や詩集を魅力たっぷりに紹介してくださる増田さんの語り口に子どもたちは目を輝かせていました。また,出張本屋さんとして,体育館一杯に展示されたメリーゴーランドおすすめの本の中から,子どもたちが各々気に入った本を選びました。読書がさらに好きになる素敵な授業となりました。
11月23日 祝日 香川県ユニセフ協会主催,ドキュメンタリー映画「いのちのはじまり」が上映されました。世界中のいろいろな子育てを取り上げた内容ということもあり,午前の部を赤ちゃん連れ歓迎として多くの親子に観ていただきました。
男性の育児参加や貧困と子どもとの関係など,子どもをみんなで育てていく環境づくりが大切でより良い未来につながっていくことが描かれていました。参加者の皆さんはいろいろな感想をもったようで,「まずは自分の身近でできることからはじめていきたい」と観覧後のアンケートに書かれている方もたくさんいらっしゃいました。
11月2日 木曜日 宇宙航空研究開発機構(Jaxa)社友・木場田繁氏をお招きし,出前授業と講演会を開催しました。
松山小学校では,3~6年生の児童が参加しました。Jaxaのお話や分かりやすい宇宙のお話をお聞きしました。
特に,メジャーを使ってロケットの速さを説明した時に,「すごい」「早い」など声をあげて驚いている姿が印象的でした。
坂出中学校では,1・2年生の生徒と保護者が参加しました。Jaxaの仕事について,宇宙について,志についてなどのお話をお聞きしました。
ロケットを飛ばすには,栄養士や気象予報士などあらゆる専門家と協力できる力やチャレンジし続けることが大切だとお話されていたのが心に残りました。
講演会では,『宇宙ってどんなとこ?宇宙人は本当にいるの?』と題し,小学生の親子を対象に宇宙のお話をお聞きしました。講演会後は,天体観察会も開催しました。
参加者からは,「とても楽しかったです。」「図書館で宇宙の本を借りて,子どもと読みたいです。」「分かりやすかった。」など宇宙を身近に感じる良い機会となりました。
10月28日 土曜日 第13回目となる「子どもお月見会」が開催されました。あいにくの雨となり天体観察会は行うことはできませんでしたが,そのほか多くの行事が館内に会場を移して行われました。真っ暗にしたよみきかせ室でのパネルシアターはドキドキが増して?!子どもたちに大盛況。また琴や尺八の素晴らしい演奏の後に,今度は参加者が演奏体験を真剣に取り組む姿も見られました。
今年もボランティアさんのご協力により,たくさんのご家族に楽しんでいただけたお月見会となりました。
今年も様々な夏休みのイベントが図書館で行われ,多くの方々に楽しんでいただきました。
【子ども映画の会】
毎週火曜日,視聴覚室にて子ども向け映画の上映を行いました。
子どもたちは大きなスクリーンの前で集中して映画を観てくれていました。
【太陽黒点観察会】
毎週木曜日,図書館の天体観察室にて太陽の黒点観察会を行いました。
日によって黒点があまり見えなかったり雲に隠れてしまうときもありましたが,黒点を書き込んだり天体に関するクイズをして楽しみました。
【かみしばいの会】
毎週金曜日,絵本や紙芝居で夏のお話やおばけが出てくるお話などの読みきかせ,手遊び・工作を行いました。
工作のあとには作ったばかりのおもちゃで遊んだり,作った作品の発表会をしたりと参加者みんなで楽しみました。
【天体観察会】
図書館の天体観察室で,月や夏の星座・土星などの観察会を行いました。
大きな望遠鏡を通して,普段は見ることのできない土星や月の表面などに参加者は喜び,夢中になって望遠鏡をのぞきこんでいました。
8月20日 日曜日 『第4回 中・高・大学生の未来をつなぐ講演会 発見!将来の道!!ユニセフの活動と世界の子どもたち』が開催されました。この講演会は,ティーンズ世代に向けて,将来の進路や仕事について考える企画として開催しています。
今回は,香川県ユニセフ協会の事務局長・佐々木登美子氏を講師にお招きし,世界の子どもたちの現状やユニセフの仕事についての話をお聞きしました。
参加者は,写真を使ったグループワークや水道のない地域で実際に行われている水運び体験を通して,世界の常識と日本の常識との違いに驚いていました。子どもたちの国際理解を深める良い機会となりました。
8月5日 土曜日 『親子で自由研究 古代の木簡をつくろう』が開催されました。
この試みは,子どもたちの夏休みの宿題を応援する企画で,当館が推進する男性による積極的な子育てを応援する「読みメン」プロジェクト企画でもあります。
講師には,坂出市文化振興課職員を招き,府中町(開法寺跡)の遺跡に関する話や古代の木簡についての話を聞いた後,木簡を制作しました。また,図書館の司書が自由研究に役立つ図書館利用法の話も行いました。
参加者からは,「歴史は今まで苦手だったが,分かりやすく楽しかった。」「普段経験することができない体験ができてよかった。」等の声を頂きました。
親子で相談しながら楽しそうに制作する姿がみられ,良い夏休みの一日になりました。
8月4日 金曜日 『サウサリート市短期留学生による絵本のよみきかせ』が開催されました。本を通じて子どもたちの国際理解を深める取り組みとして,坂出市の姉妹都市であるアメリカのサウサリート市から留学生を図書館に迎え,英語絵本のよみきかせや折り紙を体験したりなど一緒に交流し,異文化と触れ合うイベントを行いました。
母国語の英語での絵本のよみきかせは,子どもたちも興味深く真剣に聞いていました。折り紙体験では,子どもたちが楽しそうに留学生に折り方を教えてあげる様子が見られ,また留学生も積極的に子どもたちに話しかけていて交流の深まりが感じられる一日となりました。
7月22日 土曜日 『第8回 四国学院大学留学生による外国語絵本よみきかせ会』が開催されました。子どもの国際理解を深めることを目的として2011年から始まったこのイベントも8回目を迎え,今年もたくさんの子どもたちが参加してくれました。今回は四国学院大学から,韓国の留学生3人とフィリピンの留学生2人が来てくれました。
よみきかせ会では,留学生の皆さんが韓国語で『ぐりとぐらのかいすいよく』,英語で『よかったねネッドくん』を読んでくれました。馴染みのあるぐりとぐらのお話も韓国語で聞くと新鮮だったようで,興味津々で聞いてくれました。英語絵本のよみきかせでは絵本の展開に合わせて一緒にリアクションをとって,楽しんで英語と触れ合うことができたようです。他にも,「こんにちは」「ありがとう」の韓国語・英語・フィリピン語のあいさつを覚えたり,韓国・フィリピンのお化けを紹介してもらったり,最後には留学生と一緒に英語でじゃんけんをして楽しい時間を過ごしました。
7月3日 月曜日 坂出市立坂出小学校にて,読みメンプロジェクト企画「一人ひとりがみんなたいせつ~心も体もすこやかに~」と題して総数約600人の参加者による出前授業が開催されました。
出前授業では自身の著書の絵本の読み聞かせをしました。教員の経験があり,子どもの心をよく知る著者からの読み聞かせは子どもたちの心を惹きつけました。当館は男性による絵本の読み聞かせを推進していますが,まさしく講師は『読みメン』でした。
引き続き保護者と読み聞かせボランティアを対象に読み聞かせボランティア育成講座を開催しました。多数の著書についての裏話や,親子で楽しさを共有する読み聞かせの大事さなど夢と未来にも触れ,参加者は感動で涙した有意義な講演会となりました。
今回,読み聞かせした くすのき しげのりさん著の3冊(他多数あり)
1.「泥かぶら」<外部リンク> 眞山 美保/原作 伊藤 秀夫/絵 (瑞雲社)
2.「ええたまいっちょう!」<外部リンク> 吉田 尚令/絵 (岩崎書店)
3.「あなたの一日が世界を変える」<外部リンク> 古山 拓/絵 (Php研究所)
6月8日 木曜日 香川県立坂出工業高等学校にて,『朗読の時間―名作に触れる―』が開催されました。
この試みは,高校生が地域ボランティアの方々の朗読を聞き,読書への興味・関心を高め,読書の幅を広げる事を目的に行っています。今年は実施10年目ということで,特別に図書館も参加し,ビブリオバトルを行いました。
1クラス(36名)を対象に,発表者(図書館職員)がおすすめの本を3冊プレゼンし,観戦者(生徒と先生)に一番読みたいと思った本・チャンプ本を投票で決めて頂きました。
観戦者は,初めての試みながらも,発表者の話を聞きながら,自分が読みたい本を真剣に選んでいました。また,チャンプ本が決まった際は,大きな拍手が起こり,とても楽しい時間となりました。
今回おすすめした本はこの3冊!!!
1.「神様の御用人」<外部リンク> 浅葉なつ/著 (Kadokawa)
2.「まほろ駅前多田便利軒」<外部リンク> 三浦しをん/著 (文藝春秋) 今回のチャンプ本!
3.「ガールズシューター」<外部リンク> サカナ霧/著 (幻冬舎)
4月30日 日曜日 坂出市立大橋記念図書館友の会による第8回図書館まつりが開催されました。今年も,おはなし会や本のリサイクル八日市,スタンプラリー,バザーなど,もりだくさんの内容で,子どもたちの笑顔あふれるにぎやかな一日になりました。
また,同日に香川県ユニセフ協会主催による真珠まりこさんのおはなし会と講演会も開催されました。絵本作家の真珠まりこさんをお招きして,代表作『もったいないばあさん』の読み聞かせや作品に込められたメッセージについてお話を頂きました。おはなし会では100名を超える参加者が集まり,絵かき歌やもったいないばあさん音頭で盛り上がりました。