本市は、昨年8月にEV充電インフラ事業を展開されているTerra Charge株式会社と連携協定を締結し、国の補助制度を積極的に活用する中で、これまで、公共施設を中心としたEVの充電設備設置に向けて、現地調査などを進めてきたところです。
このたび、本調査を踏まえ、公園や公民館などを中心とした市内公共施設14施設と民間施設3施設へ各1基2口ずつの合計17基34口の充電設備(Terra Charge)の設置が完了いたしました。
電気自動車用の充電設備を市内公共施設等へ設置していくことは、地域全体でゼロカーボンシティの実現に向けた取り組みを進めていくための大きな推進力となるとともに、地域の魅力向上と防災力向上にも大きく寄与することから、今後も公民連携の手法により強力に推進してまいりたいと考えています。
坂出市内におけるTerra Charge(EV普通充電設備)設置一覧 [PDFファイル/1.04MB]
No. | 施 設 名 | 住 所 |
---|---|---|
1 | まろっ子ひろば(さかいで子育て支援センター) | 林田町1960-6 |
2 | 坂出市勤労福祉センター | 寿町1丁目3-38 |
3 | 坂出市営 京町駐車場 | 京町2丁目1392-4 |
4 | 坂出市市立体育館 | 入船町2丁目1-59 |
5 | 松山公民館(出張所) | 高屋町1100-1 |
6 | 西庄公民館 | 西庄町456-9 |
7 | 川津公民館(出張所) | 川津町4939 |
8 | 南部公民館 | 池園町3-46 |
9 | 坂出市府中湖カヌー競技場 | 府中町1417-5 |
10 | 府中公民館(出張所) | 府中町1145-6 |
11 | 坂出駅北口地下駐車場 | 元町1丁目3722-6 |
12 | まろっこパーク | 久米町1丁目388-2 |
13 | 鎌田池公園 | 小山町280-2 |
14 | 坂出市西大浜第1公園 | 西大浜北1丁目52-2 |
15 | 有限会社 美咲食堂 | 西大浜北2丁目4-38 |
16 | BAY MARINA | 大屋冨町3100 |
17 | ホテル入浜 | 西大浜北4丁目5-25 |
坂出市内 設置施設 位置マップ(さかいでオンラインマップ)
1時間あたり450円(一律・税別)
充電器の使用については、下記をご参照ください。(充電器本体にも使用方法を記載しています。)
・普通充電器(Terra Charge) 利用ガイドブック [PDFファイル/1.07MB]
・ユーザー様向け普通充電器(Terra Charge)使い方動画<外部リンク>(YouTube)
(1)Terra Charge株式会社が提供する専用アプリに登録されたクレジットカードにて決済
Terra Charge スマホアプリダウンロード
(2)専用アプリを使用せず、下記キャッシュレス決済にて決済(ゲストモード)
ゲストモードQRコード決済機能の紹介[PDFファイル/1.64MB]
・Apple Pay ・PayPay ・au pay
・d払い ・楽天ペイ ・メルペイ
・Paidy ・Google Pay ・VISA
・JCB ・Mastercard など
※ゲストモードに関しては、充電開始時に決済が完了となりますので、充電開始時に予定していた時刻より早く充電を終了しても、お客様都合の場合は原則返金がございません。予めご了承ください。
充電器やアプリの使用方法等についての不明点、または故障や事故などのトラブルの際には、下記までお問い合わせください。
なお、Terra Charageカスタマーサポート(対応時間:24時間365日)への問い合わせ先については、充電器本体にも記載しております。
問い合わせ形態 | 問い合わせ番号等 |
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Terra Chargeカスタマーサポート(対応時間:24時間365日) | 03-6824-0797 |
メールサポート(対応時間:平日9:00~18:00) | customer@terra-charge.co.jp |
公式LINEサポート(対応時間:平日9:00~18:00) |
@087fodky |
坂出市とTerra Charge株式会社(旧:Terra Motors株式会社)とは、坂出市におけるゼロカーボンシティの実現を中心に幅広く連携協力し、SDGsの掲げる持続可能な地域づくりを目指すことを目的として協定を締結します。
本協定に基づき、国の補助制度などを活用しながら、本市としては無料で導入可能なEV充電器「Terra Charge」を今年度実施する現地調査をふまえ、市内公共施設、民間施設などへ50基を目標として、来年度より随時設置していく予定としております。
なお、Terra Charge株式会社(旧:Terra Motors株式会社)が香川県内の自治体と連携協定を結ぶのは初めてとなります。
※「Terra Motors株式会社」は、より効果的な事業シナジーの創出をするため、ブランディングの強化を目的とし、2024年2月1日付で、社名を「Terra Charge株式会社」へ変更いたしました。
本市のゼロカーボンシティの実現および災害時の地域レジリエンス強化に向けては、電気自動車の普及拡大は重要な課題の一つとして位置付けており、まずは、その利用環境を整えていくことが必要であると考えています。
民間事業者調べによると、令和5年8月17日現在において、市内に設置されている急速充電設備は、瀬戸中央自動車道与島パーキングエリアに1基、高松自動車道府中湖パーキングエリア上り線および下り線にそれぞれ1基、道の駅である瀬戸大橋記念公園へ1基、そのほか民間施設に2基の計6カ所6基が設置されており、普通充電設備は民間施設に計5カ所6基が設置されています。
当データから、県内での充電設備の設置数はまだまだ少ない現状にあり、こうした状況が、電欠への不安などを引き起こし、電気自動車の普及における抑止力の一つとなっていることが考えられます。
こうしたことから、本市においては、市内公共施設等へ電気自動車充電設備を設置することは、電気自動車の普及に欠かせない充電インフラの整備につながり、電気自動車利用者の利用環境向上において有効な手段になるものと考えております。
ただし、充電設備の導入にあたっては、普通充電で1基あたり数十万円、急速充電で1基あたり数百万円から1千万円以上の多大な経費が課題となっております。
また、急速充電においては高圧電力を必要とするため、キュービクルの新設または増設が必要となる場合があり、より大きな投資が必要となることがあります。
そこで、本市においては、充電シーンに合わせた充電設備の普及を進めることとしており、特に目的地充電に照準を絞り、今回の協定により、普通充電設備の普及を進めてまいります。
まずは、令和5年度中に現地調査を行い、令和6年度から順次設置を進めていく予定としています。
【参考】
充電インフラ整備促進に向けた 指針(仮称)の案について【経済産業省_2023年8月28日】
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/charging_infrastructure/pdf/006_03_00.pdf<外部リンク>
※ポイント※
・電気自動車(EV)などの充電器の設置目標を2030年までに30万口とする整備指針案を公表
(充電設備の単位を従来の「基数」から「口数」に変更、当初目標は2030年までに15万基)
・高速道路のパーキングエリアなどに設置されている急速充電器の出力を倍増
・「プラグ・アンド・チャージ」と呼ぶ新しい充電方式の導入促進
(プラグ・アンド・チャージ:自動車を充電器とつなぐだけで認証や課金ができる仕組み)
〇坂出市ホームページ(特設)
https://www.city.sakaide.lg.jp/site/zero-carbon-city-sakaide/