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多文化共生の地域づくりのためのイベントや講座

印刷用ページを表示する更新日:2022年11月25日更新

やさしい日本語講座

 外国人住民に伝わる「やさしい日本語」研修forさかいで131(ぼうさい)おとめ隊 令和3年8月31日

 坂出市の外国人住民がこの5年で約1.9倍と増加する中,外国人住民にも理解しやすく、日本人が外国語を習得しなくても話せる「やさしい日本語」の重要性が高まっています。そこで,8月31日(火曜日)に,日本語ボランティアの福田煕子さんを講師に迎え,防災対策を推進する市職員有志チーム「さかいで131(ぼうさい)おとめ隊」にその極意や使い方を学ぶ研修を行いました。
 参加者は,講師から,香川県や坂出市の外国人住民の現状,「やさしい日本語」を作る3つのポイント『は・さ・み』(「はっきり」「最後まで言い切る」「短く」)の説明を受けた後,日本人役と外国人役に分かれて「やさしい日本語」で必要な情報を伝えるグループワークを行いました。その他,普段持ち歩くスマートフォンに搭載されている翻訳アプリや,本市で導入しているAI翻訳機のポケトークを体験し,「やさしい日本語」で話すとより正確に翻訳されることを実感しました。
 参加者からは,「高齢者に伝えるときにも使えると思った。」,「日常的に意識しなければ身につかないと感じた。意識してトレーニングしていきたい。」などの感想が寄せられました。
 今後も「やさしい日本語」の普及を推進し,誰もが暮らしやすい多文化共生のまちづくりに取り組んでいきたいと思います。

異文化理解ゲーム 異文化理解ゲーム2

坂出の現状を伝える 翻訳アプリを使ってみる

体験してみよう 体験してみよう2

在住外国人と日本人住民の交流イベント 

 「地域の外国人との交流&チャリティバザー」 令和4年11月19日

 坂出市に住む外国籍の住民が約1200人に迫る勢いの中,日本人と外国人が顔を合わせ,膝を突き合わせて互いを理解しながら交流できる機会を設けようとイベントを開催しました。当日は30人の外国人と,17人の日本人の参加がありました。技能実習生や日本語学校の留学生を中心に,モンゴルやベトナム,インドネシア,中国,カンボジア,ネパール,ジャマイカ,フィリピン出身者が集まってくれました。
 まず,外国人参加者には前で一人ずつ自己紹介をしてもらい,その後グループに分かれて日本人参加者と一緒にゲームを行いました。日本語学習に適した教材を使って福笑いやなぞとき,すごろくを行いましたが,日本人参加者やボランティアの皆さんがゆっくりとルールを説明しながら的確なガイド役をしてくれたおかげで,どのグループもわきあいあいとゲームを楽しむことができました。

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 今回のイベントは「交流と支援の両立」を目標に開催し,物価が高騰する中,異国の地で頑張っている外国人の皆さんへの支援をチャリティバザー品の提供という形で呼びかけたところ,数か月前より多くのかたの善意が集まり,タオルや石鹸,シーツ,洋服,お米等をたくさんいただくことができ,お陰でイベントの最後には外国人参加者のためにチャリティバザーを開催することができました。日本人との交流を楽しみながら温かい善意を感じることができ,「日本人に家族として受け入れられた気がした」と感想を残してくれた人もいました。
 その他に,市内でオープンしたベトナムとカンボジアの食品店には食品販売をしてもらい,日本人参加者と交流の場にもなりました。なんとなく近づきがたいことから生まれる,「何の店だろう」「どんな人が経営しているのか」といった疑心暗鬼を払拭する機会にもなったと思います。短い時間ではありましたが,いろいろな形で交流の輪が生まれ,楽しいひと時となりました。

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