「坂出市職員って仕事のことをよく知らないけども、公務員になりたいから坂出市にも応募する。」
それはみなさんにとっても、我々にとっても悲しいことだと考えています。
ですので、「人生の選択を不透明なまま決めてほしくない」と考える採用事務担当が、みなさんに勝手にお答えしようと思います。
半分はみなさんからよく聞かれる質問を。
半分はみなさんが気になりそうなことや人事が伝えたいことを。
一概に「毎年このタイミングで試験案内をします!」と申し上げることは難しいです。
令和2年度までは9月試験の1回だけでしたが、それ以降は年に2~3回募集を行っています。
また、それぞれの募集で応募要件・受験資格を変えて実施しています。
令和6年度では5月初旬、8月初旬、12月初旬あたりに採用試験の試験案内を行いました。
坂出市公式ウェブサイトなどを定期的に確認していただけると幸いです。
実施する職種は退職者などを考慮して行うため、募集ごとによって異なります。
また、一重に事務職と言っても、年齢制限や社会人経験年数など、応募要件・受験資格を変更して実施する可能性もあります。
申し訳ありませんが、定期的に坂出市公式ウェブサイトなどを確認してください。
たまたまご覧いただいたタイミングで、あなたと私たちとの素敵な出会いがあるかもしれません。
坂出市では学歴別に採用試験を実施しています。
最終学歴が大学院卒や大学卒の方は大学卒の区分で、高専・短大卒の方は短大卒の区分で、高校卒の方は高校卒の区分で受験していただきます。
したがって、大学卒の方が高専・短大卒、高校卒で受験するなど、最終学歴と異なる学歴区分で受験することはできません。
※それぞれ卒業見込みを含みます。
翌年3月末の定年退職者数やそれぞれの部署からの聞き取りによる過不足などの情報を基に、来年度に必要な人数の整理・計画を行っていきます。
そのため「毎年○○人採用します」というのは一概に申し上げられません。
ですが、「採用人数が多いから受かりそう」で受けるのではなく、「自分自身が将来どこでどうしたいか」を軸に受けることが大切だと思います。
そうでないと向こう数十年間の自分自身に失礼であり、悲しい思いをさせてしまうと思います。
なお、募集要項を出した後で定年以外の理由により退職する職員がいた場合等は、最終の採用人数が増える場合はあります。
そんなものはありませんし、あってはなりません。
大事なのは、「どれだけ坂出市のことを思って仕事ができるか」の熱量だと考えています。
なお採用選考のなかで学歴や職歴などの情報やその証明書を求めることがありますが、それらの行為によって得た情報等は受験者全体の状況把握および採用時の給料格付けの情報資料にのみ使用しています。
いわゆる「学歴フィルター」のようなものはありません。
学歴はあくまで、あなたを構成する要素の一つに過ぎません。
もちろんその点についての評価はあるべきだとは思いますが、それよりも大事なのは「今までのあなたがどう歩んできたか」「これからのあなたがどう将来を描くか」を面接できちんと伝えられることだと思っています。
逆に学歴しかアピールできるものが無いという人は、厳しいかもしれません。
もっとあなたのことを教えてください!
学歴などに左右されず、受験者ひとりひとりの素質が「坂出市職員」の仕事にマッチしているかどうかを見分けることこそが、面接官や人事の命題だと考えています。
「浪人」や「留年」自体はやばくありません。
やばいのは、「なぜ浪人したのか」「なぜ留年したのか」「その後でどう態度を変えたのか」「その期間に何を経験し、自分がどう変わったのか」などが話せないことです。
むしろ、その道はなかなか他の人が歩んでいない貴重な回り道とも受け取れます。
あなたにとってどんな素敵な回り道であったかを教えてください。
ちなみに、坂出市にはそんな素敵な回り道をした職員がいっぱいいます。
このFAQを書いている私も・・・。
全然やばくないです。
ですが、なぜそんな人が坂出市を選び、受けていただけたのかは大変興味があります。
坂出市での「嬉しかった」「楽しかった」エピソードについて話していただけるのは私たちも嬉しいですが、それ以上に大事なことは、「あなたが坂出市職員として、どのようなことをしていきたいか」だと考えています。
そのあたりのことについて、お話を聞かせていただけると嬉しいです。
受験資格を満たしていれば何度受けていただいても大丈夫です。
ですが、その間に何もせずに再度受けていただいても、同じ結果になるだけかもしれません。
「自分の将来がどこを目指しているのか」
「その夢のために坂出市職員として何がしたいのか」
「そのために自分は今、何をしなければいけないのか」
自己分析をきちんと丁寧におこなってください。
もしかしたら、自分の将来について考えたり調べた結果、「自分が職業とするべきは、坂出市職員じゃなかった」となるかもしれません。
それでもやっぱり自分の夢のためには「坂出市職員」しかないと思ってただいたのであれば、私たちにとってこれ以上ない喜びです。
しっかりと自己を研鑽した、以前とは見違えるほど立派になった顔をまた見せに来てください!
坂出市では省エネルギーの推進と業務の効率化を図るため、「ノーネクタイ等の通年化(通年軽装勤務)」を実施し始めました。
公務に携わる者として、華美な色柄の服は避けたり、清涼感や節度のある服装を心掛けたうえで、通年で軽装勤務での業務をおこなっております。
式典への出席や外部との会議など社会通念上必要とされる場合には、それに見合う服装をお願いしています。
もちろん、市民の方々に不快な思いをさせないようにすることが前提にはありますが、その日のコーディネートなどを楽しんでいる職員もいますよ。
坂出市ではハラスメントについての研修をおこなっています。
もし悲しいことにハラスメントを受けたということがあれば、職員課および消防本部庶務課内に相談窓口を設けています。
安心して相談してください。
3月末の人事異動内示を出したタイミングで皆様に通知する予定です。
以前までは4月の初出勤日に分かるという方式でしたが、この春から新入職員の入庁までの準備などを考慮し、改正とする予定です。
ですが、あくまでも内示情報ですので4月1日発令までに変更が生じる可能性はあります。
基本的には内示どおりの配属となりますがご留意いただければと思います。
一般事務職の新規採用者を例にすると、採用後は出来るだけ様々な分野の業務を経験できるよう、おおむね3年程度で異動しているよう見受けられます。
ですが退職者などの状況により、なかなかそのサイクルで異動できていない職員もいます。
私の例で言えば、1つ目の部署が2年3か月、今が2つ目で何と7年目になっています。
率直に申し上げますと、少ないとは言い難いです。
部署によっては繁忙期・閑散期などが1年サイクルで綺麗に分かれていて半年は定時で帰れるけれど半年はめちゃくちゃ忙しいなんてところもあります。
夜遅くまで明かりが灯っている部署もありますし、年中定時で上がれる部署もあります。
職員が元気に長く勤められるように業務改善を継続して行っていますが、みなさんが思い描く公務員像とはやや離れているかもしれません。
坂出市では係長や課長補佐への昇任は、ある日の人事異動の内示で突然に昇任します。
つまりは、ある日、急に部下ができるということになります。
内示から実際の人事異動の発令までおおむね1週間程度です。
たった1週間で、急に上司としての人格を得ることは難しいと思います。
いつかその日が自分にも当然に訪れるということを考えながら、日々仕事を行っていただきたいです。