本州と四国を結ぶ「瀬戸大橋」。その玄関都市となる約5万人の市民の皆様が暮らす「坂出市」。瀬戸内海の工業地帯を代表する番の州臨海工業団地を有する臨海部から、五色台に代表される自然豊かな山間部まで、暮らしやすく多種多様な魅力に溢れています。私たち基礎自治体は、市民の安全で安心な暮らしを守り、魅力溢れる坂出を次の世代へと着実につないでいかなければなりません。
坂出市は今、大きな転換期にあると言えるのではないでしょうか。全国の自治体においては人口減少社会を迎えるとともに、数多くの課題を抱えています。昨今の本市を取り巻く厳しい社会経済情勢の中においても、健康で安心して暮らせるまちを実現し、未来を拓く力をはぐくむまちづくりを進め、市民のみならず、多くの皆様から選ばれるまちとなることで、さらに行政サービスの向上につなげていく、そのために、従来の発想を転換し、新しい価値を見出していくことが今の私たちに求められているのだと思います。社会のニーズを的確に捉え、行政と民間が対等なパートナーとしてお互いの強みを生かし、未来に希望を持てる「新しい坂出」を創っていかなければなりません。
坂出市という地で、市民の皆様が幸せを実感できる「みんなの”ココチよさ”がかなうまち」の実現に挑戦していく、そういった熱い志を持つ皆さんをお待ちしています。
坂出市長 有福 哲二