「世界首長誓約/日本」への誓約および気候変動アクション環境大臣表彰の受賞について

印刷用ページを表示する更新日：2022年12月27日更新

坂出市は「世界首長誓約/日本」に署名しました！（四国圏内初）

パリ協定の目標達成に向けた国際的仕組み「世界気候エネルギー首長誓約（世界首長誓約）」

　「世界気候エネルギー首長誓約」とは、以下の３つに取り組むことで、持続可能でレジリエント（強靭）な地域づくりを目指すとともに、パリ協定の目標の達成に地域から貢献しようとする自治体の首長が誓約するものです。

　誓約した自治体は、誓約の実現のために行動計画を策定し、具体的な取り組みを積極的に進めることが求められます。

　　・持続可能なエネルギーの推進

　　・温室効果ガスの大幅削減

　　・気候変動の影響への適応に関する取組

　　　世界首長誓約

※「世界首長誓約/日本」HP

　　https://covenantofmayors-japan.jp/＜外部リンク＞

「世界首長誓約/日本」

　「世界気候エネルギー首長誓約」はその取組みを推進するために，世界の各地域において地域事務局を設置し，地域の特性に応じた「地域首長誓約」を展開しています。

　「世界首長誓約／日本」は，「世界気候エネルギー首長誓約」のメンバーで，平成30年８月１日より誓約書への署名が開始されました。

「世界首長誓約/日本」リーフレット [PDFファイル/1.24MB]

　　　世界首長誓約/日本

誓約式と誓約内容

　令和4年12月27日，本市が脱炭素社会実現に向けた取組を具体的に実施していく意思表示として，日本事務局である名古屋大学とともに誓約式を開催し，世界気候エネルギー首長誓約（世界首長誓約）に署名しました。

　世界では，これまで12,500以上の自治体が誓約し，日本国内ではこれまでに41の自治体が誓約していました。

　四国圏内ではまだ誓約自治体は無かったため，これにより，坂出市が四国圏内で最初の誓約自治体（国内42番目）となりました。

　今後，脱炭素社会実現に向け，具体的な削減目標を策定し，実行性を高める国際的な仕組みを活用して，市民，事業者，団体などと目標と認識を共有しながら，今後進める施策について実現力，実行力をもって推進していきます。

　　　誓約自治体

　[誓約事項]

　(1)以下の事項を誓約します。

持続可能なエネルギー（エネルギーの地産地消など）を推進します。
2030年の温室効果ガス排出量は国の削減目標以上の削減を目指します。
気候変動の影響などに適応し，レジリエント（強靭）な地域づくりを目指します。

　(2)誓約後2年以内に，誓約事項1，2，3に関する目標，温室効果ガス排出量などの状況，具体的な目標達成方策などに関する「気候エネルギー行動計画」を策定・報告し，これに取り組みます。

　(3)2年ごとに、同行動計画の進捗状況を報告します。

　　　世界首長誓約

　　誓約書

気候変動アクション環境大臣表彰（先導導入・積極実践部門　緩和・適応分野）の受賞（令和5年12月4日）

　2023年12月4日に東京都（浜離宮朝日ホール小ホール[中央区]）にて、気候変動アクション大賞表彰　表彰式/フォーラムが開催されました。

　表彰式では、「世界首長誓約/日本」事務局の杉山事務局長（名古屋大学特任准教授）が代表し、八木哲也環境副大臣から賞状を授与されました。

　今回の受賞は47誓約自治体（令和５年12月4日時点）と「世界首長誓約/日本」事務局との共同受賞となりました。

　今後、本市においては地球温暖化対策実行計画（区域施策編・事務事業編）（令和5年度策定予定）を基に、気候変動対策に向けた着実な施策を進めてまいります。

【47誓約自治体（12月4日時点）】

宇佐市、大木町、大津市、大府市、岡崎市、岡山市、小布施町、加賀市、加西市、鎌倉市、神河町、上士幌町、亀岡市、木更津市、北九州市、肝　付町、京都市、串間市、郡上市、五島市、坂出市、佐渡市、鹿追町、志布志市、鈴鹿市、高山村、津島市、東京都、所沢市、富谷市、富山市、豊田市、豊中市、豊橋市、中間市、南牧村、新潟市、ニセコ町、東浦町、広島市、松本市、三島市、みよし市、山県市、余市町、横浜市、与謝野町

　気候変動アクション環境大臣表彰状（先導導入・積極実践部門緩和・適応分野）

　環境大臣賞