坂出地区防火安全協会主催の講習会で,防災ずきんを作りました。
指導は,王越婦人防火クラブの方々です。
この「防災ずきん」は,頭や顔を火災等から守ってくれるだけではなく,避難所でバスタオル・タオル・ひもとして使用できます。
また,中にビーニル袋やマスクなどを入れておくと,いざという時に役立ちます。
いざという時に,すぐにほどくことができるよう大きな針目で縫っていくので,裁縫が苦手な人も簡単に作れます。
みなさんも,「防災ずきん」を作ってみませんか。
【準備するもの】
バスタオル 1枚(巾70センチメートル・長さ125センチメートルくらい)
タオル 1枚(巾30センチメートル・長さ80センチメートルくらい)
ハチマキまたはひも(巾4センチメートル・長さ120センチメートルくらい)
針(大くけぐらいの長めのもの)
糸・待ち針(数本)・針さし・はさみ・30センチメートルものさし
【作り方】
1 バスタオルを外表に,横長になるように半分に折ります。
2 横長に折ったバスタオルは,輪を下にし,輪でない方の中心に待ち針で印をしておきます。
3 タオルの中心とバスタオルの中心(待ち針の所)を合わせ,タオル全体をバスタオルの輪側に3センチずらします。
※ 縫いやすいようにタオルの両端と真ん中ほか,5か所くらい待ち針で止めておきましょう
4 重ね合わせたタオルとバスタオル(2枚分)の合計3枚を縫い合わせます。
※ 簡単にほどくことができるように,大きな針目で縫いましょう!
5 縫えたら,タオルをバスタオルのぐるっと向こう側に返してから,バスタオルごと裏返します。
6 バスタオルの上にタオルが重なっています。(タオルの大きさによって,重なり方は写真とは異なります。)
タオルとバスタオルの1枚分だけ,合計2枚を縫い合わせます。
※ 間違ってバスタオル2枚分を縫わないように,ものさしをバスタオルの間にはさんでおくといいですよ。
7 横長バスタオルの左右を,半分に折って縫い止めます。
※ バスタオルの中が袋状になっているので,ゴミ袋やマスク,髪用ゴム,傷テープを入れてみました。
8 バスタオルの輪側が頭側になります。
バスタオルを半分に折り,真ん中から女性は約28センチメートル,男性は30センチメートルほど頭側を縫います。
9 頭側から前へ15センチメートルくらいのところまで,ひもを縫いつけます。
ひもをつける位置は,かぶる人の顔のサイズに合わせましょう!
完成です!