本市では、令和6年2月に締結した香川大学との藻場の再生・創出に関する覚書に基づき、同年11月に小与島沖へ藻場造成構造物(マリンマッシュ礁)4基を設置し、藻場造成の実証実験を開始いたしました。今回は昨年に続き、番の州地区の護岸沿いへ同型構造物にウニ等による食害対策を施した10基を沈設しました。今後も、豊かな海洋環境の再生とゼロカーボンシティの実現に向け、香川大学と連携した取り組みを進めてまいります。
第49回全国高等学校総合文化祭(かがわ総文祭2025)が、国内外から約2万人の高校生を迎え盛大に開催されました。本市は書道と生活デザインの2部門の会場となり、大会テーマ「讃岐に咲くは才の花たち」のもと、生徒たちがこれまで積み重ねてきた努力の成果が存分に発揮されていました。本大会を通じて全国の仲間と交流を深め、多くの経験と思い出を持ち帰ることで、さらなる成長につながることを心から願っています。
四国化成工業株式会社が半導体向け化学製品の新工場を本市番の州工業団地に整備することに伴い、工場建設などに関する協定を締結しました。2.6haを超える敷地への将来を見据えた投資により、地域経済の発展や雇用機会の拡大が期待されます。令和9年の操業開始に向け、引き続き、同工業団地の立地企業や地元自治会との連絡調整に協力してまいります。また、今後とも県等と連携し、優良企業の誘致に努めてまいります。
第60回記念さかいで大橋まつりポスターデザイン公募において、優秀賞に選ばれた三木 日陽様に表彰状を授与いたしました。今年は昨年の48作品を大きく上回る101作品の応募があり、市内外から多くのかたにご参加いただきました。本市の公認キャラクター「さかいでまろ」と太鼓台、夜空に打ち上がる花火を描いた、第60回記念にふさわしいポスターが完成いたしました。素敵な作品をありがとうございました。
広報用の消防車「こども消防車」の修理が完了したため、坂出中央幼稚園の園児を招いて、出発式を行いました。修理費用を募ったクラウドファンディングでは、市内外の皆様から温かいご支援をいただき、目標金額を達成できましたこと、心より御礼申し上げます。今後も「こども消防車」を活用し、子どもたちの防火・防災意識向上と地域の安全・安心のため、より一層の啓発活動に取り組んでまいります。
坂出港の発展向上を目的に発足した坂出港振興協会が創立80周年を迎えるにあたり、記念事業としてシンポジウムを開催し、基調講演とパネルディスカッションを行いました。本市は坂出港の振興・発展に向けて10年間に取り組むべき方向性をまとめた「坂出ニューポートプラン」を策定しております。今後、このプランをより具現化するために、地元企業や関係機関とさらなる連携を図り、公民一体となった機運の醸成に努めてまいります。