情報社会となった今,自然災害だけでなく,情報漏えいは組織にとって災害とも言えます。
高等学校において、保護者等の電子メールアドレスが記載された電子メールを別の保護者等に対して送信するという事案が発生した。
事案の概要は、同校が2年生の保護者等を対象に発行するメールマガジンサービスの配信担当者が、配信希望者(233名)のアドレスの登録作業を実施したが、担当者が使用したソフトウェアは、本来はグループ内でメールを配信することを想定したものであり、1人分の登録が完了する毎に、先に登録したアドレスが自動配信される仕組みであった。
そのことを知らずに担当者が作業を進めたため、配信希望者全員のアドレスが流出する結果となった。なお、現在までに233名以外への流出や被害の報告はないという。
県立大学にて、入試出願者の個人情報が保存されたUSBメモリが同大内で所在不明となっていることを明らかにした。ファイルにはパスワードが設定されていたという。
同大によれば、教員がUSBメモリ1個を学内で紛失したとのこと。
問題のUSBメモリには、入試出願者17人の氏名、性別、生年月日、出身校、受験番号、志望研究室などの個人情報が保存されていた。個人情報を保存したファイルには、パスワードが設定されているとしている。
このような事例は大きく報道はされていませんが定期的に起こっています。なぜか自分だけは大丈夫だろうと思ってしまうのが人間です。地震や台風などの自然災害に関する備えが進まないのもこの考えがどこかにあるからでしょう。しかし,災害後の人たちがいうことは,まさか自分たちがこんなことになるとは思っていなかった。今までは大丈夫だったのに・・という言葉です。皆さんはこんなことを言わないでいいよう,当事者意識をもって気を付けておきましょう。
坂出市では,隔週の水曜日お昼12時7分頃から,FM-Sun(76.1Mhz)で「防災ひとくちメモ」を放送しています。「防災」というと難しく構えてしまいますが,少し肩の力を抜いて,気軽に防災を考えていきましょう♪ というコンセプトのコーナーです。(同日19時7分頃から再放送)
いざという時に役に立つのは,日常の延長線上にあるものです。もしもの時に役立つ防災知識,気楽に行える防災の知恵,そして地震や台風などの話をさせてもらいますので,少しの時間だけ耳をかしてくださいね。
危機監理室では,次はこんな話が聞きたいなぁ,わたしはこんな防災対策をしているよ,などなど皆さまからの感想やご意見をお待ちしております。
宛先は,E-mail kikikanri@city.sakaide.lg.jp まで。
バックナンバー 一覧<外部リンク>