令和6年度(4月~6月)文化振興課イベントレポート
文化振興課イベントレポート
令和6年度上半期(4月~6月)に文化振興課が開催したイベントをご紹介します。
展覧会「いのりのとき 福王寺一彦」(令和6年3月29日~4月9日)
坂出市の櫃石島と山形県米沢市、東京都調布市のアトリエで創作活動を行っている、日本画家・福王寺一彦氏が制作した襖絵などを坂出市民美術館にて公開しました。その襖絵は7月10日、世界遺産高野山真言宗総本山金剛峯寺の新別殿に奉納されました。期間中4回のギャラリートークを開催し、多くの方々が来場されました。いろいろな質問に福王寺氏から丁寧なお答えをいただき、「日本画が親しみやすくなった。」というお声が数多く寄せられました。
第37回狭岑島 万葉茶会 (令和6年5月12日)
今年も「万葉の島」として知られている沙弥島の坂出市万葉会館にて、市民煎茶グループ曙会・こども煎茶あけぼの会/大塚翠章社中一同による万葉茶会を開催しました。
お茶会に先立ち、松浦稔明氏(坂出市名誉市民)による演題「崇徳院の魂」の講演がありました。坂出ゆかりの歴史に触れた後は、煎茶とお菓子をゆっくりと楽しみました。
斎藤京子ピアノリサイタル (令和6年6月16日)
坂出市で生まれ育ち、世界的に活躍している斎藤京子氏を坂出市民ホールに迎え、スタインウェイ&サンズ社製フルコンサートグランドピアノD274によるピアノリサイタルを開催しました。一流のピアニストが奏でる音が市民ホールに流れ、聴衆を魅了しました。
レキブンコウ(坂出市歴史文化講座)幻の北条念仏踊
(令和6年6月30日)
坂出市民ふれあい会館にて、レキブンコウ(坂出市歴史文化講座)を開催しました。今回は、香川県民俗学会会長の水野一典氏による講演と、地元保存会会長の吉川文雄氏を交えてディスカッションを行いました。
坂出市松山地区に伝わる「北条念仏踊」は、県指定無形民俗文化財です。平成6年の奉納を最後に中止となっていますが、講座をきっかけに関心が高まり、復活に向けた機運が盛り上がることを今後も見守ります。