最近さまざまなところで大きな地震が発生しており,いつどこで地震が発生しても不思議ではない状況です。
でも,いざという時に「どうしていいのか何をしていいのかわからない。体が動かない。」というようなことを耳にします。
人間,いざとなったら日ごろからやってないことはできません。
そこで,次のような場面で防災を日ごろから取り入れてみませんか?
日ごろ歩いてない道は,いざ避難というときはなかなか通れないもの。日ごろから散歩やジョギングのコースを変えていろいろな道を知りましょう。また,自分の住んでいる地域の特性を知ることもできます。家族や友達を誘って一緒に歩くともっと楽しいかも!?
スーパー,ホームセンターや100均などのお店に行くと防災に使用できるものがたくさんあります。また,これはこんなものに使えるかも?などいろいろ想像力を働かせてみると楽しいかも!?子供と一緒に考えると新しい発見があるかも!?
たまには庭などでBBQをしてみましょう。電気を使わず火をおこし炭火で焼き肉なども楽しいと思います。大きな地震などでは停電で電気が使えないこともあります。電気を使わず食事を作れる体験はとても大切です。できれば,ご飯も鍋などで炊ければ最高です。炭火だけでなくカセットコンロを使ってもよいと思います。キャンプもお勧めです。
昔は,井戸端会議で奥様方の近所のコミュニケーションがとられてましたが,最近は,SNSの出現などでコミュニケーションの取り方の形態も変わってきています。でも,日ごろからご近所の人たちと顔を合わせてコミュニケーションをとっていることが災害時には役にたちます。ご近所と井戸端会議をやりましょう。
毎月○○日は,我が家の防災の日と決めて,何かをやりましょう。例えば,備蓄食料(カップ麺,缶詰,レトルト食品など)を食べる。家族で避難所まで歩いてみる。外でBBQをするなど,楽しみながら防災に触れてください。
坂出市では,隔週の水曜日お昼12時7分頃から,FM-SUN(76.1MHz)で「防災ひとくちメモ」を放送しています。「防災」というと難しく構えてしまいますが,少し肩の力を抜いて,気軽に防災を考えていきましょう♪ というコンセプトのコーナーです。(同日19時7分頃から再放送)
いざという時に役に立つのは,日常の延長線上にあるものです。もしもの時に役立つ防災知識,気楽に行える防災の知恵,そして地震や台風などの話をさせてもらいますので,少しの時間だけ耳をかしてくださいね。
危機監理室では,次はこんな話が聞きたいなぁ,わたしはこんな防災対策をしているよ,などなど皆さまからの感想やご意見をお待ちしております。
宛先は,E-mail kikikanri@city.sakaide.lg.jp まで。
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