国宝 神谷神社
印刷用ページを表示する更新日:2021年6月9日更新
神谷神社
本殿は県内でも数少ない国宝建造物で,三間社流造りの神社として昭和30年に香川県の国宝として指定されています。
使用されている木材も,屋根材と板扉の以外のほとんどが建立当時のもので,古材の現存具合も良好です。
鎌倉時代初期(1219年)に建築され,建築年がわかるものとしては,現存最古の神社建築といわれています。
後方に見える霊峰白峰山は、白峯寺を中心とした信仰の山で、その登山口を守るかのように麓に神谷神社が鎮座しています。
神谷神社に残る本殿以外の文化財として、木造随身立像があります。
仏像とは違って、神像というのは神殿の奥深く密かに祀られていることが多く、大変貴重なものだと言えます。
これらの随身像もまた本殿の造営と同時期に作られた神像として貴重とされ、重要文化財に指定されています。
普段は立ち入り禁止になっていますが,まちあるきなどでみることができます。静かな空間でのんびり過ごしてみるのもいいですよ。
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