坂出港港湾計画・計画平面図
港湾計画とは
港湾計画とは,長期的な視点に立って,当該港湾の将来あるべき姿を描いた計画で,港湾という空間におけるマスタープランです。
港湾計画の正式名称は,「港湾の開発,利用及び保全並びに港湾に隣接する地域の保全に関する政令で定める事項に関する計画」(港湾法第3条の3第1項)で,重要港湾の港湾管理者が定めます。
港湾計画には,次の事項に関する計画を定めることとなっています。
- 港湾の開発,利用及び保全並びに港湾に隣接する地域の保全の方針
- 港湾の能力に応じた水域施設,係留施設その他の港湾施設の規模及び配置に関する事項
- 港湾の環境の整備及び保全に関する事項
- その他港湾の開発,利用,保全並びに港湾に隣接する地域の保全に関する重要事項
- 港湾の取扱貨物量,船舶乗降客数その他の能力に関する事項
坂出港港湾計画の基本方針
坂出港の背後地域においては,昭和63年瀬戸大橋(児島~坂出ルート)が開通するとともに,四国横断・縦貫自動車道の延伸が図られるなど,基幹的な高速交通ネットワークが形成されており,東西及び南北の交通軸の結節点として,ますます重要な役割を果たしていくことが期待されている。
このため,坂出港においては,背後地域の発展に伴う物流需要の増大や地域の産業活動等への支援となる物流の効率化に対応した機能を拡充・強化してゆくことが求められている。
また近年の港湾を取巻く環境の変化に伴い,市民が親しみやすく利用しやすいウォーターフロントの形成等,多様な要請が寄せられている。
このような情勢に対処するため,坂出港港湾計画では平成20年代前半を目標年次として,以下のように港湾計画の方針を定めている。
- 四国北東部における流通拠点として,港内各地区における適切な機能の配置を図りつつ,外内貿物流機能を拡充・強化する。
- 港湾における快適な環境を創造するとともに,賑わいと潤いのある空間の形成を図るため,再開発を進める。
- 大規模地震災害時の緊急避難及び緊急物資輸送等の対策を進める。
港湾計画の範囲
坂出港港湾計画の対象となる範囲は,沙弥島,小瀬居島,大屋冨町を結ぶ線で囲まれる約1,600ヘクタールの海域と,海沿いに面した約700ヘクタールの陸域です。
港湾計画図
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印刷用:港湾計画図(12MB)PDF形式
港湾計画書の閲覧について
港湾計画書は坂出市役所 港湾課 で閲覧出来ます。