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女性等に配慮したAEDの使用方法について

印刷用ページを表示する更新日:2023年1月10日更新

AEDとは

 Automated(自動化された) Extemal(体外式の) Defvrillator(除細動器) の略であり、日本語では「自動体外式除細動器」と言われています。

 けいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、一般の方でも簡単かつ安全に除細動(電気ショック)を行い、正常なリズムに戻すことができる医療機器のことです。

女性にAEDを使うのをためらわないで

 京都大学などの研究グループは、全国の学校の構内で心停止になった子供について、救急隊が到着する前にAEDのパッドが装着されたかについて調査を行い、小学生と中学生では、男女の間で有意な差はなかったものの、高校生では、男子生徒に比べ、女子生徒のAEDパッド装着率が30%近く低かったことが明らかになりました。これは、女性の衣服を脱がせることへの抵抗感から、AEDの使用率に男女差が生じているのではないかと考えられています。
 AEDによる電気ショックが1分遅れるごとに、救命率は10%ずつ低下すると言われています。女性に配慮したAEDの使用方法を理解することで、女性にもためらわずにAEDを使用してください。 

衣類を脱がせることに抵抗を感じる場合の使用方法例

 女性等に配慮したAEDの使用方法には、下記のような例があります。

 このように配慮することで、心理的抵抗感を軽減してAEDを使用することができます。

 ・2枚の電極パッドを素肌に貼る際、衣類は脱がさず下着等をずらして素肌に貼る。

 ・2枚の電極パッドを貼った後、衣類や布をかけて素肌を隠す。

 ・周りにいる方に協力してもらい、外側から見えないように壁を作ってもらう。

女性に配慮したAED使用方法等の普及啓発資材

普及啓発資材(表面)普及啓発資材(裏面)

         表面                裏面

普及啓発資材(表面) [PDFファイル/1.23MB]  

普及啓発資材(裏面) [PDFファイル/1.08MB]

 

市公共施設に設置のAED収納ケースに三角巾を配備しました

 傷病者のAED使用時のプライバシーを保護するため、市内の公共施設に設置されているAEDの収納ケース内に三角巾を配備しました。

 AEDパッドは素肌に直接装着し、三角巾を広げて体にかぶせてください。

ケース内      三角巾

 

 

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