手話言語条例と情報・コミュニケーション条例が施行されました
概要
坂出市議会令和4年12月定例会で、「坂出市手話言語条例」と「坂出市障がいのある人の情報保障およびコミュニケーション手段の利用促進に関する条例(略称:情報・コミュニケーション条例)」が可決され、公布・施行となりました。
坂出市では、手話が言語であるとの認識に基づき手話の普及等に努めるとともに、多様なコミュニケーション手段への理解促進、利用推進を図ることで、障がいがある人もない人も安心して生活できる社会の実現をめざします。
坂出市手話言語条例
手話は言語であることを明確にするとともに、手話は言語であるという認識のもと、手話の普及啓発、施策推進に努めることを目的としています。
坂出市手話言語条例の逐条解説 [PDFファイル/192KB]
坂出市障がいのある人の情報保障およびコミュニケーション手段の利用促進に関する条例(情報・コミュニケーション条例)
障がいのある人の、障がい特性に応じたコミュニケーションの方法は、音声言語、手話、点字、音声などさまざまですが、そのコミュニケーションが円滑にとれるような環境整備を図り、障がいのある人もない人も、地域で安心して生活ができる社会を実現することを目的としています。すべての障がい者のコミュニケーションについての条例です。
坂出市障がいのある人の情報保障およびコミュニケーション手段の利用促進に関する条例 [PDFファイル/142KB]
坂出市障がいのある人の情報保障およびコミュニケーション手段の利用促進に関する条例の逐条解説 [PDFファイル/177KB]
手話言語条例、情報・コミュニケーション条例策定の過程
坂出市手話言語および情報コミュニケーションに関する条例制定検討協議会 - 坂出市ホームページ (sakaide.lg.jp)
(仮称)坂出市手話言語条例(案)等に関するパブリックコメントの実施結果を公表します - 坂出市ホームページ (sakaide.lg.jp)
2つの条例の下での施策推進
これまでの施策
(1)手話通訳者のふくし課窓口への設置(原則月・水・金曜日、8時30分~17時15分)
(2)手話通訳者・要約筆記者派遣事業
(3)手話奉仕員養成事業(8市9町合同での事業)
(4)障がい者相談支援事業(身体・知的・精神)
(5)日常生活用具の給付
(6)坂出市における障害を理由とする差別の解消の推進に関する職員対応要領の策定・研修
(7)災害時用バンダナの制作・配布(ふくし課・坂出市社会福祉協議会)
(8)ヘルプマークの配布(ふくし課・けんこう課)
(9)コミューン、透明ディスプレイの活用(ふくし課窓口)
ふくし課では手話講座を実施しています
ふくし課では、毎週月曜日、朝礼時に手話通訳者の木山さん(市職員)による手話講座を開催し、簡単な手話表現から勉強しています。
「手話マーク」「筆談マーク」の活用
ふくし課窓口および1階総合受付に「手話マーク」、「筆談マーク」を掲示し、手話や筆談を必要とする方とスムーズにコミュニケーションがとれるようにしています。
「手話マーク」・「筆談マーク」は、誰にでも一目でコミュニケーション手段がわかるように、全日本ろうあ連盟が策定したものです。個人や民間施設等でも使用することができます。
下記の全日本ろうあ連盟ホームページからダウンロードができますので、趣旨をご理解いただき広くご活用ください。
全日本ろうあ連盟 » 手話マーク・筆談マークについて(全日本ろうあ連盟) (jfd.or.jp)<外部リンク><外部リンク>
条例制定を受けての周知啓発動画を制作しました
「手話言語条例」および「情報・コミュニケーション条例」の制定を受けて、当事者のかたがたのご協力のもと、周知啓発動画を制作しました。
ぜひ、ご覧ください!
「障がい者等への理解促進のための出前講座事業」を始めます!
障がいのあるかたに対する理解を深めるため、小学校や中学校、自治会、企業等に出向いて「手話出前講座」を実施します。
詳細については、下記より確認してください。
https://www.city.sakaide.lg.jp/soshiki/fukusi/sl-demaekouza.html
坂出市ミニ手話講座「しゅわラボ」を始めます!
あいさつや気になるワードを手話でどう表現するか、市の広報誌とタイアップして、市公式Youtubeの動画でレクチャーします。
ぜひご覧ください!
条例施行をPRするパンフレットを作成しました
「手話言語条例」および「情報・コミュニケーション条例」の施行を受け、このたび条例のPRパンフレットを制作しました。
市内の小・中学校でも配布し、市内で全戸配布しました。