高校生に対する選挙啓発出前授業(坂出第一高等学校)
選挙啓発出前授業の開催 「自ら考え,自ら判断し,行動する主権者へ」
令和3年2月25日(木曜日)に坂出第一高等学校にて,選挙啓発出前授業を香川県選挙管理委員会と共催にて開催しました。
高校2年生132名が参加しました。
選挙講義
選挙講義の講師は,香川県選挙管理委員会事務局職員です。講義は,事前に生徒の皆さんに解いてもらった選挙クイズの解答を確認しながら,解説を交えて行われました。
クイズの中でも紹介がありましたが,国政選挙については満18歳以上の日本国民なら投票できますが,地方選挙については3か月以上同じ市町村に住んでいることが必要です。進学・就職などで引っ越しした場合は,忘れずに住民票を移すことが大事です。
模擬投票
模擬投票は,少子化対策を争点に,子育てに経済的支援を訴える選挙はなこさん,労働環境の改善を訴える投票たろうさんの2名の候補者を立て,実際の選挙で使われている機材を使って,生徒の皆さんに投票してもらいました。
(今回の模擬投票で使用した選挙公報 [PDFファイル/138KB])
まず,一人目の生徒さんには,投票前に投票箱が空であることを確認してもらいました。
通称「ゼロ票確認」と呼ばれており,投票開始前に不正な票が投票箱に入っていないことを確認してもらうもので,実際の選挙においても1番最初に投票に来られた方にお願いしている作業です。
中が空であることを確認した後,鍵をかけてから投票がスタートしました。
投票用紙の交付場所にパーテションを設けたり,記載台の記載場所の間隔を空けたりと,新型コロナウイルス対策を実施しての模擬投票です。
みんなが見守る中,開票作業も代表の生徒さんに参加・体験してもらい実施しました。
今回は手作業で仕分けを行っていただきましたが,実際の選挙では読取分類機という機械を使って素早く仕分けを行っています。
開票にあわせて,無効票の解説も行われました。
候補者の名前以外のものを書いたり,名前を取り違えたりしてしまうと無効票となることがあります。
貴重な一票を無駄にしないためにも,候補者名を記載する際は,余計なことは書かず,記載台の掲示を参考にして正しく記載するよう気をつけなければいけませんね。
今回の模擬投票では,下記のように投票たろうさんが当選となりました。
坂出市では,5月16日に坂出市長選挙及び坂出市議会議員再選挙が行われます。
また,衆議院議員総選挙も今年中に行われる予定です。
この授業をきっかけに,政治や選挙に関心を持ち,18歳を迎えた人はぜひ投票に行ってもらいたいですね。
お疲れさまでした。