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段ボールコンポストに挑戦!

印刷用ページを表示する更新日:2012年11月16日更新

1.段ボールコンポストとは

 生ごみを堆肥化させる容器(生ごみ処理容器)を段ボールで作ったものです。

 身近にある道具を利用して自ら処理容器を作り,家庭から出る生ごみを自己処理してごみの減量化を図ることで,二酸化炭素の排出を抑え,地球温暖化の抑制につなげることができるものです。

2.準備するもの

・段ボール箱(容量が40ℓ程度で,ふたのできる深めのもの)
・底敷き用の段ボール1枚(箱の底を二重にして補強するため)
・ピートモスあるいはココナッツピート15ℓ
・もみ殻くん炭10ℓ(米の殻を炭化させたもの)
・古い布(保温と虫よけのためのカバーとして使用)
・風通しのよい台(段ボールを載せる台。ビールケース等,箱の底の通気性が良いものを選ぶ)

※ピートモス・もみ殻くん炭は,園芸店やホームセンターで直接手に入ります
※ココナッツピートについては,坂出市内の各種店舗では直接取り扱っていないため,ホームセンターなどにお問い合わせの上,取り寄せていただくようになります
※たい肥普及の専門団体であるNPO法人 循環生活研究所では,地球環境に配慮してココナッツピートを使用しています

3.コンポストの作り方

手順1                  手順2

コンポスト作り方1     コンポスト作り方2  

手順1                                  

 底を二重にした段ボール箱に「ピートモスあるいはココナッツピート15ℓ」と「もみ殻くん炭10ℓ」を入れて,よく混ぜます。箱を傷つけないように注意しましょう。

手順2

 段ボール箱を通気性のよい台にのせ,ふたをしてカバーをかけます。雨があたらず日当たりのよい軒下やベランダなどに設置しましょう。

4.コンポストの使い方

手順1                  手順2                   手順3

コンポスト使い方1    使い方2    コンポスト使い方3

手順1

 生ごみを入れ,スコップで空気を入れるようにしっかり混ぜます。1日に入れる量は500gから1kg程度にしましょう。 

手順2

 防臭,防虫,保温のため,必ずふたを閉めカバーをかけます。3ヵ月を目安に生ごみを入れ続けましょう。

手順3

 3ヵ月ほどたったら生ごみの投入をやめ,週に1回1ℓほどの水を加えては混ぜる作業を1ヵ月ほど続けます。温度が上がらなくなったら完成! 

※写真の方は,県地球温暖化防止活動推進員 香川幸代さん(青海町)です                                                  

5.管理のポイント

・生ごみは新しいうちに小さく切って入れると混ぜやすく,早く分解されます
・生ごみなら何を入れてもかまいませんが,漬物や塩辛のように極端に塩分の強いものは,軽く水で洗ってから入れましょう
・冬は発酵が遅くなるので,一度に入れる生ごみの量は500g程度にしましょう

※完成したたい肥を家庭菜園の有機飼料として利用する場合の土との配合比率は,1対4が最適です