瀬戸内国際芸術祭2025 瀬戸大橋エリア
瀬戸内国際芸術祭2025 瀬戸大橋エリア
3年に1度開催される瀬戸内国際芸術祭2025(春会期)が、4月18日(金曜日)から5月25日(日曜日)までの38日間開催されます!
春会期のみの開催となる坂出市は、瀬戸大橋エリアと名称を変更し、これまでの沙弥島と王越町に加え、新たに瀬居島が加わります。
瀬居島では廃校となった学校や幼稚園などを舞台に総勢16名のアーティストによる「瀬居島プロジェクト SAY YES」が始動します。
写真:法楽稲荷大明神(瀬居島)
クリックすると各項目へ移動します。
・島メシ
・アクセス
・島マップ
以下の内容は、予定のものも含んでおり、今後変更となる場合があります。
随時、更新いたしますので、最新の情報をご確認ください。
開催期間
令和7年4月18日(金曜日)~5月25日(日曜日)
春会期のみの開催です。
作品およびアーティスト
作品情報に関しましては、瀬戸内国際芸術祭2025公式ホームページをご覧ください。
作品 | 瀬戸内国際芸術祭2025<外部リンク>
イベントスケジュール
オープニング記念セレモニー
会 場:旧瀬居中学校運動場(雨天時:旧瀬居中学校体育館)
開催日:令和7年4月19日(土曜日)
駐車場:瀬居町入口の三菱ケミカル(株)臨時駐車場(旧瀬居中学校まで徒歩10分)
【内容】
10時00分 与島地区5島および王越町の住民によるパフォーマンス
10時05分~ 主催者挨拶、来賓あいさつ、開催地代表者あいさつ、
アーティスト紹介、塩飽お舟唄”おめでた”披露、開会宣言
セレモニー終了後10時40分~ 坂出高校合唱部による合唱
CHAGE and ASKAさんの楽曲「SAY YES」の合唱
セレモニー終了後に行われる「SAY YES」の合唱は来場者の皆様もご参加いただけます!
(事前申し込み不要)
歌詞カードを配布いたしますので、一緒に合唱にしましょう!
万葉茶会と講演 / 市民煎茶グループ曙
会 場:万葉会館
開催日:令和7年4月20日(日曜日)
開会式:10時00分~
講演 「花の歌に耳をすませて」
時間:10時15分~11時15分
講師:池坊 専宗 氏
定員:400名
料金:無料
万葉茶会・雅楽演奏
時間:11時30分~16時00分
お茶会:市民煎茶グループ曙・こども煎茶あけぼの会 / 大塚翠章 社中一同
定 員:600名(1席50名まで、整理券順)
料 金:300円
※英語・フランス語・ドイツ語・中国語・韓国語に対応
雅楽演奏:香川県神社庁雅楽部
坂出親子おてつ隊によるお接待
会 場:旧瀬居中学校
開催日:会期中の日曜日(4月20日、27日、5月4日、11日、18日、25日)
時間:午前の部10時~12時、午後の部13時~15時
お接待内容:抹茶とお菓子(落雁菓子、白玉団子、おいりなど)※変更になる場合があります
お接待数:1日上限500食(午前午後各250食)
※ 過去のお接待の様子
クロージングイベント
会 場:瀬戸大橋記念公園内「階層・地層・層」横の広場
開催日:令和7年5月25日(日曜日)
時間:17時30分~19時00分(予定)
駐車場:瀬戸大橋記念公園西駐車場
【内容】
coming soon……
島メシ(食事)
「島メシ」で地元グルメを満喫しましょう!
瀬戸内国際芸術祭で大好評の島メシが今回も登場します。瀬居島・沙弥島の地元のかたが協力して島メシを販売します。
※水揚げ量によっては提供がなくなる、または変更になる場合があります。ご了承ください。
沙弥島
提供場所:西ノ浜の家(坂出市沙弥島114番地)
提供日:土曜日・日曜日、祝日
島メシ:わかめづくし弁当、わかめうどん、わかめおにぎり
瀬居島
提供場所:旧瀬居中学校(坂出市番の州町11番地)
日 |
月 |
火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 祝日 | |
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(1)鯛バーガー | ○ | ○ | ○ | |||||
(2)鯛めし | ○ | ○ | ||||||
(3)瀬居島アオハルせんべい | ○ | ○ | ○ | |||||
(4)地魚のからあげ | ○ | ○ | ○ | |||||
(5)茎ワカメ天 | ○ | ○ | ○ | |||||
(6)地だこからあげ | ○ | ○ | ○ | |||||
(7)わかめおにぎり | ○ | ○ | ○ |
※ (3)~(6)は開催日初日の4月18日(金曜日)にも提供されます。
※ (7) は雨天時、4月29日(火・祝)は休みです。
アクセス
バスをご利用されるかた
春会期中、エリア内の会場を結ぶ芸術祭シャトルバスが運行します。
JR坂出駅⇔東山魁夷瀬戸内美術館(瀬戸大橋記念公園)⇔西浦⇔北浦⇔旧瀬居中学校⇔竹浦
料 金:JR坂出駅⇔瀬居町 大人600円、瀬居町⇔沙弥島 大人300円(ともに小学生以下半額)
1日乗車券:1500円、(瀬戸芸アプリなどデジタルの場合は1300円)
小学生以下・障がい者・免許返納者(デジタルは小学生以下のみ)は半額
お問い合わせ:琴参バス株式会社 0877-22-9191
お車でお越しのかた
沙弥島
島内に車での乗り入れはできません。
瀬戸大橋記念公園駐車場をご利用ください。
瀬居島
瀬居島まで車で行くことはできますが、集落への車の乗り入れはできません。
瀬居島入口の三菱ケミカル(株)グラウンド駐車場か旧瀬居中学校駐車場をご利用ください。
自転車・バイクでお越しのかた
沙弥島
島内への自転車の進入はご遠慮ください。(住民は除く)
瀬戸大橋記念公園内の駐輪場をご利用ください。
瀬戸大橋記念公園西駐車場にはシェアサイクルステーションがあります。
瀬居島
西浦方面、竹浦方面へのバイクの進入はできません。(住民は除く)旧瀬居中学校駐車場もしくは三菱ケミカル(株)グランド駐輪場をご利用ください。
自転車の島内への乗り入れはできます。北浦地区、旧瀬居小学校、旧瀬居中学校、竹浦地区には駐輪場を用意しています。
三菱ケミカル(株)グラウンド、旧瀬居中学校にはシェアサイクルステーションがあります。
※坂出駅西側の高架下にもシェアサイクルステーションがあります。
島マップ
瀬戸内国際芸術祭2025 瀬戸大橋エリアの島マップが完成しました!
アート作品や瀬戸芸期間中のイベントなど集約された一冊になってます。
瀬居島案内所や坂出市役所、坂出市観光案内所にも無料配布しております。
下記のPDFデータ、ウェブブックからもみることができます。
瀬戸大橋エリア 島マップ [PDFファイル/18.79MB]
沙弥島(しゃみじま)について
瀬戸大橋を本州から四国側に渡ると、まず香川県坂出市に入りますが、橋下の左側に番の州工業地帯が広がるのが見えます。右側には、広大な敷地の瀬戸大橋記念公園があり、その先にある緑深い樹林と砂浜に囲まれたところが、沙弥島です。
かつて沙弥島は、坂出港の沖合にうかぶ周囲2kmの小島でした。昭和42年番の州(ばんのす)埋め立て事業により、陸続きになっていますが、いまでも沙弥島と呼ばれています。
万葉の島 沙弥島
沙弥島は、万葉の島として知られ、その時代の歌人たちが島に立ち寄り歌を残しています。
なかでも、万葉の歌聖といわれる柿本人麻呂が嵐にあい沙弥島にたどり着き、石中の死人をみて作ったとされる歌はとくに有名で、海岸には歌碑が建てられています。
「玉藻よし 讃岐の国は 国からか 見れども飽かぬ 神からか」(玉藻のうちなびく讃岐の国は、国の神の尊さによるものか、いくら見ても飽きない風景だ)
と、島の風光明媚な自然を詠んでいます。古代から坂出では玉藻(ホンダワラ)を利用した塩づくりがさかんであったことがわかります。ナカンダ浜は製塩に関わる土器や石器などが多く出土した遺跡としても知られています。
このほか、3世紀ごろの古墳跡「千人塚古墳」や「白石古墳」などの古代遺跡が見つかっています。
海岸から島北端の岬、山へとつづく一周約1kmの遊歩道を、波の音を聞きながらゆっくり散策すると、遠い昔のロマンをあちこちに感じられる魅力的な島です。
→もっと沙弥島を知りたい方は文化振興課のページへ
瀬居島(せいじま)について
瀬居島はかつて離島でしたが、昭和43年以降の埋め立てによって陸続きになった旧瀬居島部分と、無人島の小瀬居島から成ります。旧瀬居島部分の南半分と小瀬居島の全域は、瀬戸内らしい風光明媚な景観として瀬戸内海国立公園の一部に指定されています。
瀬居島は、お大師市や秋祭り(船渡御)などの地域の伝統行事が昔のまま継承されています。
瀬居島お大師市(島88ヶ所)
四国八十八か所巡りに似たものが、瀬居島内で2~3時間で体験できます。島内にあるお寺や88ヶ所のお地蔵さんを参拝してめぐる、「お接待」を体験できるイベントです。今から200年ほど前、心やさしい漁師がお坊さんを舟に乗せて助けると、1人しか乗っていないはずの舟から88人のお坊さんが降り、それから島内に良いことが続いたことから四国八十八か所のお大師さまの場所にあわせて石を置いてお祀りしたことが始まりです。
「お接待」とは四国にしかない特有の文化で、四国八十八か所の霊場を巡礼する人(お遍路さん)に対して、善意でおもてなしをすることを指します。お大師市は毎年4月29日に開催され、島外から巡礼に訪れた人たちを、島の人たちがお菓子や飲み物などの軽食を提供し、おもてなしをしています。
瀬居八幡宮秋祭り
瀬居島八幡神社の秋祭りは、現在は埋め立てられ陸続きとなりましたが、元は離島の島の祭りであり、現在も島だった頃の記憶を受け継ぐものとして行われています。本浦地区の八幡宮から担ぎ出された御神輿が、西浦、北浦、竹浦地区と巡って本浦地区に戻り、漁船に乗せられ海に出る「船渡御」が見られます。豪華な大漁旗をはためかせた漁船が集結し、島を巡る様は壮観です。
「船渡御(ふなとぎょ)」は海を渡りながら海上保全と大漁を祈る神事のため、その年に造った新造船を使用しています。人の減少により昔より漁船の数は減少しましたが、歴史と伝統を受け継ぐ大事な祭りとして島内全員が力を注いでいます。
周辺観光スポット
・瀬戸大橋記念公園<外部リンク> パブリックアートも見どころです!
・瀬戸大橋記念館<外部リンク>
・香川県立東山魁夷せとうち美術館<外部リンク>