瀬戸内国際芸術祭2019 沙弥島会場
瀬戸内国際芸術祭2019 沙弥島会場
3年に一度開催される瀬戸内国際芸術祭2019(春会期)が、4月26日(金)から5月26日(日)までの31日間開催されます!!!
坂出市は、万葉の島「沙弥島」が会場となります。アートに彩られた春の沙弥島へ足を運んでみませんか?♪
以下の内容は、予定のものも含んでおり、今後変更となる場合があります。
随時、更新いたしますので、最新の情報をご確認ください。
開催期間
平成31年4月26日(金)~5月26日(日)
沙弥島は春会期のみの開催です。
作品およびアーティスト
sm01 階層・地層・層 / ターニャ・プレミンガー
2013年からの継続展示
場所:瀬戸大橋記念公園内(東山魁夷瀬戸内美術館南) 屋外作品
展示期間:常設展示
観覧料:無料
sm02 ヨタの漂う鬼の家 / YOTTA
場所:ナカンダ浜
展示期間:4月26日~5月26日
観覧料:無料
sm03 そらあみ〈島巡り〉 / 五十嵐靖晃
長さ60mの、与島地区5島の住民、島外からの参加者で編み上げた、5色の漁網が西ノ浜に展示されます。
5つの島を巡って、それぞれの個性あふれた編み方の網が、一つになった網は、芸術祭2019のために、新たに編まれたものです。
丁寧に編まれた網、海の男らしく荒々しく編まれた網、色の組み合わせを考えながら編まれた網など、近くで探してみるのも楽しいかも。
場所:西ノ浜(沙弥海水浴場) 屋外作品
展示期間:4月26日~5月26日
観覧料: 無料
sm04 フードクラブ / アナヒタ・ラズミ
約30年前に日本で生活していた多くのイラン国籍の方々。そのような方々が、そのまま日本で生活していたら、どのような文化が生まれていたであろうか。食をキーとして、日本食とイラン食が交わることでどのような食文化が生まれていたかを、ワークショップを通じて探る実験室。
場所:旧沙弥小中学校(校舎内)
展示期間:4月26日~5月26日
観覧料: 旧沙弥小中学校への入場時に600円 (パスポート提示 or 現金)
sm05 一雫の海 / 南条嘉毅
場所:旧沙弥小中学校(校舎内)
展示期間:4月26日~5月26日
観覧料: 旧沙弥小中学校への入場時に600円 (パスポート提示 or 現金)
sm06 月と塩をめぐる3つの作品 / レオニート・チシコフ
場所:旧沙弥小中学校(校舎内)
展示期間:4月26日~5月26日
観覧料: 旧沙弥小中学校への入場時に600円 (パスポート提示 or 現金)
sm07 ピボット / マデライン・フリン+ティム・ハンフリー
かつては子どもたちが遊んでいた小中学校の校庭には、今は何も残っていない。遊具を設置することで、かつての子どもたちが居た小中学校の校庭を取り戻す。
場所:旧沙弥小中学校 校庭(屋外作品)
展示期間:4月26日~5月26日
観覧料:無料
sm08 大岩島2 / 大岩オスカール
直径12mのエアードームの中に、瀬戸内をイメージしてサインペンだけで描いた作品。エアードームの中に描かれた扉は、作品の出入り口ともなっており、そこは瀬戸内の景色の中に迷い込んだ感覚となる。
場所:万葉会館
展示期間:5月1日(水)から5月26日(日)の展示となります。4月26日~4月30日までは、展示されていません。
観覧料:300円(パスポートの提示または現金)
sm09 12島と港の物語・回遊式アニメーション
場所:万葉会館
展示期間:4月26日(木)から5月26日(日) ただし、4月30日は、休止
観覧料:300円(パスポートの提示または現金)
sm10 八人九脚 / 藤本修三
2013年からの継続展示
場所:瀬戸大橋記念公園内(記念館北側) 屋外作品
展示期間:常設展示
観覧料:無料
沙弥島イベントスケジュール
4月27日(土) 9:45~ 沙弥島オープニングセレモニー
4月27日(土) 10:50~ 「せっぷくぴすとるず・神出鬼没」 切腹ピストルズ
4月28日(日) 13:00~ 「侵入~運んでホイホイ」 伊藤キム
4月28日(日) 13:30~ Yotta「ヨタの漂う鬼の家」上棟式 Yotta
4月29日(月) 10:00~16:00 「万葉茶会とその講演~華~」 市民煎茶グループ曙
5月1日(水) 10:00~ 「大岩島2オープニングセレモニー」
5月19日(日) 10:30~ 「海と森の守りびと(プレ公演)」 世田谷シルク 場所:坂出駅前ハナミズキ広場
5月19日(日) 13:30~ 「海と森の守りびと」 世田谷シルク
沙弥島オープニングセレモニー(開会式)
開催日 4月27日(土) 10:00~
場所 ナカンダ浜
概要
鴨川福神太鼓の歓迎演奏
坂出市によるパフォーマンス
開会式
主催者あいさつ
ご来賓あいさつ・ご紹介
アーティスト紹介
開催地代表あいさつ
開会宣言
E35 せっぷくぴすとるず・神出鬼没 / 切腹ピストルズ
開催日 4月27日(土)
場所 沙弥島
E34 「侵入~運んでホイホイ」 / 伊藤キム
開催日 4月28日(日) 13:00~
場所 ナカンダ浜
観客も一緒に、祝祭を!
E19 万葉茶会とその講演~華~ / 市民煎茶グループ曙
講演会
華道家元の池坊家より、池坊保子氏をお招きして、「華」について講演をしていただきます。
講師: 池坊保子
会場: 万葉会館 大ホール
開催日: 4月29日(月) 10時~11時
定員: 350名 (先着順)
観覧料: 無料
万葉茶会
会場: 万葉会館 大ホール
開催日 4月29日(月) 11時15分~16時 (講演会の終了時間によって、お茶会の開始時間は変更になることがあります)
定員 600名(先着順)
お茶券: 300円 (パスポート提示で100円)
E33 海と森の守りびと / 世田谷シルク
5月19日(日)10:30~ 坂出駅前ハナミズキ広場 楽市楽座内でパフォーマンス
5月19日(日)13:30~ 沙弥島 本公演
島メシ(食事)
海水浴場でもある西ノ浜の家では、地元沙弥島自治会の皆様による 「わかめうどん」や「沙弥島おでん」「ふぐ弁当」などの島メシを販売。
4月26日~5月26日 沙弥島 西ノ浜の家 「わかめうどん」「沙弥島おでん」「ふぐ弁当」
沙弥島西ノ浜の家は、春会期中毎日営業します。
また、週末(土・日限定)で、与島地区の島の人たちが、それぞれの島の食材を使ったお弁当の出張販売も予定しています。
4月27日・28日 岩黒島から「チヌメシ」
5月4日・5日 櫃石島から「チヌメシ」
5月11日・12日 与島から「タコめし」、「亀の手スープ」
5月18日・19日 瀬居島から「鯛めし」、「鯛そうめん」
5月25日・26日 櫃石島から「チヌメシ」
メニューは予定です。漁の関係などで、変更になる場合があります。
なお、数に限りがありますので、お早めにお求めください。
沙弥島へのアクセス
混雑が予想されますので、坂出駅から沙弥島までのシャトルバスを運行予定です。
車、バイク、自転車でお越しの方へ
沙弥島内には、駐車場がございませんので、瀬戸内国際芸術祭にお越しのかたは、沙弥島への車両(バイク・自転車を含む)の乗り入れはご遠慮ください。
お車は、瀬戸大橋記念公園西駐車場をご利用ください。バイク・自転車は、沙弥島案内所近くの駐輪場をご利用ください。
なお駐車場は、19時00分に閉門されますので、それまでに車両をお出しください。
沙弥島内は、多くの方が歩かれていて危険なため、自転車の乗り入れはご遠慮ください。案内所近くの駐輪場をご利用ください。
沙弥島(しゃみじま)について
瀬戸大橋を本州から四国側に渡ると、まず香川県坂出市に入りますが、橋下の左側に番の州工業地帯が広がるのが見えます。右側には、広大な敷地の瀬戸大橋記念公園があり、その先にある緑深い樹林と砂浜に囲まれたところが、沙弥島です。
かつて沙弥島は、坂出港の沖合にうかぶ周囲2kmの小島でした。昭和42年番の州(ばんのす)埋め立て事業により、陸続きになっていますが、いまでも沙弥島と呼ばれています。
万葉の島 沙弥島
沙弥島は、万葉の島として知られ、その時代の歌人たちが島に立ち寄り歌を残しています。
なかでも、万葉の歌聖といわれる柿本人麻呂が嵐にあい沙弥島にたどり着き、石中の死人をみて作ったとされる歌はとくに有名で、海岸には歌碑が建てられています。
「玉藻よし 讃岐の国は 国からか 見れども飽かぬ 神からか」(玉藻のうちなびく讃岐の国は、国の神の尊さによるものか、いくら見ても飽きない風景だ)
と、島の風光明媚な自然を詠んでいます。古代から坂出では玉藻(ホンダワラ)を利用した塩づくりがさかんであったことがわかります。ナカンダ浜は製塩に関わる土器や石器などが多く出土した遺跡としても知られています。
このほか、3世紀ごろの古墳跡「千人塚古墳」や「白石古墳」などの古代遺跡が見つかっています。
海岸から島北端の岬、山へとつづく一周約1kmの遊歩道を、波の音を聞きながらゆっくり散策すると、遠い昔のロマンをあちこちに感じられる魅力的な島です。
→もっと沙弥島を知りたい方は文化振興課のページへ
周辺観光スポット
・瀬戸大橋記念公園<外部リンク> パブリックアートも見どころです!
・瀬戸大橋記念館<外部リンク>
・瀬戸大橋タワー <外部リンク>
・香川県立東山魁夷せとうち美術館<外部リンク>