西行法師の道
印刷用ページを表示する更新日:2021年5月17日更新
西行法師の道
保元の乱に敗れ,讃岐の地(坂出)ですごした崇徳上皇。崇徳上皇が没した3年後の1168年に,
西行法師が白峯御陵を訪れたときに通ったとされる,青海神社から白峯御陵までのおよそ1.34キロの参道です。
2003年(平成15年)に再整備し,道沿いには西行法師や崇徳院が詠んだ歌を刻んだ88基の歌碑と,石燈籠九93基が設置されています。
春には桜が咲き誇り、ゆったりとした時間が過ごせます。
西行法師の道には、830段もの石段があります。
宮廷歌壇の中心的存在であった上皇と和歌で親交のあった西行は、
青海神社からまだ道のない険しい山肌を御陵へと辿ったようです。
崇徳上皇のご遺体は白峯寺の西北の地で荼毘に付され、そこにみささぎをつくりました。
これが 白峰御陵で、四国にある唯一の天皇陵として宮内庁が管理しています。
天皇や皇后、上皇などの 墓所である御陵は、一般に京都や奈良など当時の都の近くに造られています。
都から遠く離れた所 に造られているのは、下関の安徳天皇陵と淡路島の淳仁天皇陵、そしてここ白峰陵だけです。
アクセス
JR坂出駅から車で約15分
駐車場:あり
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