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みんなで防ごう高齢者の事故!

印刷用ページを表示する更新日:2019年12月27日更新

冬は入浴中の溺水事故、お餅の窒息事故が起きやすい季節です

冬は入浴中の溺水事故が多くなります

冬の入浴は、寒暖差により急激な血圧の変動が起こりやすく、意識を失うリスクが高くなります。冬風呂

入浴中に意識を失うと、溺水事故につながり大変危険です。

自分は大丈夫と思うのではなく、しっかりと対策を行っておきましょう。

溺水事故を防ぐための6つのポイント

1.入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう

2.湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安にしましょう

3.浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう

4.食後すぐの入浴、またアルコールが抜けていない状態の入浴は控えましょう

5.精神安定剤、睡眠薬などの服用後の入浴は危険ですので注意しましょう

6.入浴する前に同居者に一声掛けて、見回ってもらいましょう

 

1月は、餅の窒息事故が急増します

もちもう少しでお正月。

甘くてしょっぱい香川独特のあんもち雑煮を楽しみにしておられる方も多いと思います。

しかし、一方で気を付けなければいけないのが、餅による窒息事故です。

毎年1月は高齢者の餅の窒息事故が多発する時期なので、注意が必要です。

高齢になるほど窒息リスクが高まります

餅は、口や喉の温度によって餅の温度が下がるとくっつきやすくなります。

特に高齢者はそしゃく力や飲み込む力が低下し、食べた物をしっかりかんでスムーズに飲み込むことが難しくなっているため、窒息事故が起こりやすく、注意が必要です。

餅による窒息事故を防ぐための3つのポイント

1.餅は小さく切っておく

2.餅を食べる前に、先にお茶や汁物を飲んで喉を潤しておく

3.餅はよく噛んで、唾液とよく混ぜ合わせてから飲み込む

 

転倒・転落による事故

高齢になると筋力が衰え、視力が低下するため、少しの段差でも転倒事故を起こしやすくなります。転倒

一度の転倒や転落が、大きな傷害につながるケースも少なくありません。

転倒・転落事故は本人だけでなく、周囲の人が意識することで防ぐことができます。

転倒・転落事故を防ぐための3つのポイント

1.生活環境を確認

高齢者の生活環境を確認し、段差など高齢者にとって危険となる箇所を減らしたり、転倒しても大ケガに至らない工夫をしたりしておきましょう

2.身体の状態を確認

加齢による身体機能の低下、転倒につながりやすい特定の疾患、薬の副作用による転倒の可能性など、高齢の身体の状態について確認しておきましょう

3.事故時の対処方法を確認

転倒・転落事故が発生した場合に、どのような対処をしたらよいか確認しておきましょう

 

消費者庁によるニュースリリース

みんなで防ごう高齢者の事故! [PDFファイル/1.37MB]

・消費者庁ホームページ

 https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_009/<外部リンク>

 

 

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