大切な農地をイノシシの侵入から守るために
イノシシ対策に関する農業者への支援について
イノシシによる農業被害を減らすために、市では2つの支援を行っています。
1.侵入防止柵の設置に対する補助(ページ下部に施工写真を掲載)
2.のり網の配付
詳しくは下記をご覧ください。
1.農地を囲むワイヤーメッシュ柵及び電気柵の設置経費を補助しています
坂出市において発生する鳥獣による農業被害防止のため、予算の範囲内で、侵入防止柵(ワイヤーメッシュ柵及び電気柵)の設置経費の一部を補助しています。
1.補助対象
イノシシなどによる農産物の被害を予防するためにワイヤーメッシュ柵または電気柵を設置する場合に、必要な材料費を対象とする。施工の委託費用や補助対象距離を超える部分の経費は対象外。必ず材料購入の前に担当課に相談を行い、採択申請及び交付申請後、審査期間を経て補助金交付決定通知書が交付された後に購入及び着工をしてください。(事前に材料を購入すると補助を受けられなくなります。)
2.補助金額
(1)個人または法人の単独施工
事業費または補助対象限度額のうち、少ない金額の2分の1以内(千円未満切り捨て)
補助上限額:10万円
(2)複数の農業者(個人または法人)による共同施工 ※対象農地が隣接していることが条件
事業費の3分の2以内
3.対象者
坂出市在住の農業者またはそれらを組織する法人のうち、自家消費のみではなく販売目的で営農している者
※産直店等に少ない数量の農産物を卸している人も対象に含まれます
4.手続方法
【材料の購入や施工をする前】
(1)担当課に連絡し、日程調整を行い担当者が農業者(またはその家族・従業員)立会で現地確認(柵を施工する距離の計測)を行う。
(2)(1)で担当者から伝えられた補助対象距離分の柵の見積書を取扱い店から取得し、見積書を添付し補助金の採択申請書を提出する。後日、採択及び割当の内示の通知を受領した後、補助金交付申請書を提出する。
(3)1~2週間後、担当課から補助金交付決定通知書を受領した後、柵の購入及び施工を実施する。
【柵の施工後】
(4)担当課に連絡し、施工後の検査の日程調整を行う。
(5)担当者が農業者(またはその家族・従業員)立会で施工後の現地確認を行う。
(6)1~2週間後、担当課から補助金確定通知書を受領した後、補助金の請求書を提出する。
(7)2~3週間後、指定の金融機関口座に補助金が振り込まれる。
2.農業者にのり網を無償で配付しています
鳥獣による農業被害を軽減するため、希望者に対してのり網を無償で配付しています。
1枚の高さは約1.5メートル、長さは約20メートルです。希望する場合には、あらかじめ担当課に加害鳥獣の種類や被害作物、必要枚数を電話連絡(Tel 0877-44-5012)し、受け取り日時を予約してください。
侵入防止柵の施工例
鉄柵にのり網を併用して対策しています 鉄柵のうちスクリューメッシュを施工しています

電気柵では危険である旨を掲示しましょう 電気柵の本体と 赤いワイヤーです