食育の推進
食育について
坂出市では、学校給食センターの開業に伴い、更なる食育の推進を図るため、下記の取り組みを行っています。
(1)学校給食における地場産物活用の促進
令和6年度の取り組み
昨年度に引き続き、学校給食における地場産物の利用促進と、児童・生徒たちが「食」を通して地域の理解を深めることを目的として、坂出第一高等学校食物科の生徒と連携し、地場産物を活用した給食メニューの開発を行いました。高校生が調理実習で考案したメニューを改良しながら、学校給食関係者等が出席した試食会を経て、今年度の提供メニューが決定されました。
そして、高校生が考案したメニューの提供時には、生徒たちが地場産物の魅力や調理方法をまとめた動画を給食の時間に配信しました。
また、今年度は東部小学校の5年1組と6年1組に高校生が出前授業を行いました。高校生たちは「小原紅早生(金時みかん)とは?」とクイズ形式で児童に問いかけたり、施設見学や収穫体験で学んだ内容を伝えることで、児童は興味深く聞き、地産地消への理解を深めました。
【5年1組の授業風景】
【6年1組の授業風景】
↓試食会の様子
令和5年度以前の取り組み
学校給食における地場産物の利用促進と、児童・生徒たちが「食」を通して地域の理解を深めることを目的として、坂出第一高等学校食物科の生徒と連携し、地場産物を活用した給食メニューの開発を行っています。高校生が考案したメニューが提供される時には、生徒たちが地場産物の魅力や調理方法をまとめた動画を給食の時間に配信しました。
また、坂出小学校の5年生を対象に高校生が出前授業を行いました。高校生たちは「坂出三金時には何がある?」とクイズ形式で児童に問いかけると、児童は興味深く聞き、地産地消への理解を深めました。
↓試食会の様子
(2)農林漁業体験機会の提供
令和6年度の取り組み
給食メニューの開発に携わる高校生たちが、地場産物の理解を深めることを目的として、生産者を講師として招き、地場産物の魅力等を学ぶ講義と坂出市の特産品である「小原紅早生」の収穫体験を実施しました。
参加した高校生は、農業への理解や特産品である「小原紅早生」の理解を深め、地産地消の意識向上につながる経験となりました。
また、香川県農業協同組合坂出みかん共撰場にて、施設見学を実施し、収穫物が製品となる過程について学習することで、いっそう理解を深めました。
【収穫体験の様子】
【坂出みかん共撰所の施設見学】
令和5年度の取り組み
給食メニューの開発に携わる高校生たちが、地場産物の理解を深めることを目的として、坂出市の特産品である「金時いも」の収穫体験を行いました。生産者との交流や貴重な収穫体験を通して、農業への理解を深め、地産地消の意識向上につながる経験となりました。
↓収穫体験の様子
(3)食品ロスの削減(R5)
令和6年1月27日に全国学校給食週間(1月24日~30日)に合わせて、料理創作ユニットGomaによる食育ワークショップ(第2弾)を開催しました。
今回は捨てられてしまう食材(かぼちゃの種・皮など)を活用して、食品ロスについて理解を深めながら、親子で一緒に楽しくかぼちゃのお面パンを作りました。
(4)食文化の保護・継承のための取組(R4)
令和5年1月28日に「全国学校給食週間」に合わせて、料理創作ユニットGomaによる食育ワークショップを学校給食センター(調理実習室)で開催しました。坂出産の金時芋や金時人参を使って、子どもと保護者、参加者同士がコミュニケーションを取りながら、楽しく食育を学び、世界に一つだけのオリジナルパンを作りました。
(5)食育を推進するリーダーの育成(R6)
令和7年1月18日(土)に坂出第一高校を会場として、高校生自身が講師となって、子育て世代である参加者に対して、考案した地場産物を活用したメニューを使って、栄養バランスや地場産物の魅力等を伝える食育ワークショップを開催しました。
参加者は、親子で高校生の食育授業を聞いたり、調理体験をしながら、食育意識の向上を図られました。
【食育授業の様子】
【調理体験の様子】