坂出港港湾脱炭素化推進計画を策定しました
坂出港港湾脱炭素化推進計画
1.概 要
我が国において港湾は、CO2排出量の約6割を占める臨海部産業の拠点であり、エネルギーの一大消費拠点となっています。国においては、脱炭素化に配慮した港湾機能の高度化や、水素・アンモニア等の受入環境の整備等を図るカーボンニュートラルポートの形成を推進しています。
令和3年9月にゼロカーボンシティを宣言した本市においても重要港湾坂出港における港湾の脱炭素化をめざし、令和4年度から検討を進めてきましたが、この度、「坂出港港湾脱炭素化推進計画」を策定しましたので、この計画および概要版を公表します。
坂出港港湾脱炭素化推進計画 [PDFファイル/2.55MB]
坂出港港湾脱炭素化推進計画【概要版】 [PDFファイル/1.62MB]
2.取組方針
(1)停泊中の船への陸電供給、製造機械や荷役機械の低炭素化、使用電力の脱炭素化を図るための再エネ電力導入
(2)製造機械や荷役機械のリプレース時期や、技術開発の進展に応じた水素燃料等への転換
(3)港湾を出入りする車両に対する水素等供給設備の導入
(4)太陽光発電やバイオマス発電など、各企業が行う再生可能エネルギーの導入促進
(5)ブルーカーボンの取組(藻場等の整備)による温室効果ガス排出量の削減
(6)バイオマス発電所によるグリーン電力の供給
(7)火力発電所における水素混焼・専焼発電への転換
(8)ガス供給における、メタネーション技術等による合成燃料(e-fuel)の普及拡大
(9)水素等の貯蔵・供給を可能とする受入環境の整備