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水痘(水ぼうそう)予防接種

印刷用ページを表示する更新日:2015年4月1日更新

水痘(水ぼうそう)予防接種

 水痘・帯状疱疹ウイルスを弱毒化してつくった生ワクチンです。麻しん,風しんなどの生ワクチンに比べ,その効果は少し劣ります。このワクチンを受けた者のうち,約20%は,後に水痘(水ぼうそう)にかかることがあります(発症予防率80%)が,もしかかっても軽くすむとされています。

接種回数

2回

接種期間

 生後12月から生後15月に至るまでに初回接種を行い,追加接種は初回接種終了後6月から12月に至るまでの間隔をおいて1回

対象者

 生後12月から生後36月に至るまでの間にある者

 既に水痘に罹患したことがあるかたは対象外となります。
 また、任意接種として既に水痘ワクチン予防接種を受けたことがあるかたは、既に接種した回数分の接種を受けたこととみまします。 

水痘

 水痘は水痘・帯状疱疹ウイルスの直接接触,飛沫感染あるいは空気感染によって感染します。潜伏期は通常13~17日です。特徴的な発疹が主症状でかゆみを伴います。発疹は最初は斑点状丘疹,その後3~4日は水泡で,最後は顆粒状の痂皮を残し,間もなく痂皮は脱落して治癒します。発疹は身体の被覆部分に多い傾向がありますが,頭髪部にも現れます。
 軽度の発熱を伴うこともあります。一般的に軽症疾患ですが,免疫不全状態の患者さんでは重症となり,脳炎を合併することもあります。 

副反応

 健康小児では副反応はほとんど認められませんが,時に発熱,発疹が見られ,まれに局所の発赤,腫脹(はれ),硬結(しこり)が見られます。