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生活支援体制整備事業

印刷用ページを表示する更新日:2022年4月1日更新

生活支援体制整備事業

生活支援体制整備事業とは

 全国的に高齢化率が上昇し,一人暮らしや夫婦のみの高齢者世帯が増えています。坂出市では,誰もが住み慣れた地域で自分らしく生きがいを持って暮らし続けるために,医療・介護サービスのみならず,地域の支えあいの体制強化を通じた「地域包括ケアシステム」の深化・推進に取り組んでいます。
 生活支援体制整備事業は,協議体の設置・生活支援コーディネーターの配置を通じて,住民組織・社会福祉法人・シルバー人材センター・行政などの多様な関係機関の横のつながりを強化し,それぞれの特色や強みを活かしながら,地域の支えあい・助け合いの活動を継続・拡充することを目的とした事業です。

協議体とは

 地域で活動する自治会,地区社協,民生委員,婦人会,老人クラブ等の多様な組織によって構成され,お互いに知っている情報を重ね合わせることで,既存の取り組みを活かし,構成団体間の協力で拡充を図るとともに,地域課題を共有し,対応を協議する話し合いの場です。

第1層協議体「坂出 ささえまろ ネットワーク」について

 第1層協議体は,市全体を協議の対象としたもので,平成29年4月に設置されました。設置当初の構成員のみなさまの発案で「坂出ささえまろネットワーク」と名付けられました。これは「高齢者だけでなく,子ども・子育て世代や障がい者も含めて地域で支え合い,助け合えるようにしていこう」と,すべての世代に受け入れられやすいものになることを願ったものです。

 これまで生活支援と介護予防の普及啓発,第2層協議体設置に向けた議論を行ってきており,現在は各地区第2層協議体の代表によって構成し,それぞれの地区での取り組みの情報共有や意見交換を実施しています。

第2層協議体の設置・開催状況

 第2層協議体は,各地区を対象範囲とした話し合いの場です。市内全地区への設置を推進しています。これはそれぞれの地区の特色・住民組織の活動状況・課題・住民のニーズもさまざまであるからです。すでに設置された第2層協議体においては,地区内の住民活動状況の共有や住民ニーズ把握のための方法の検討,さらに独自の活動を開始している地区があります。

生活支援コーディネーターとは

 第1層協議体において,市全体での取り組みを把握するとともに,第2層協議体で出た意見や取り組みについてのアドバイスや情報提供などの支援を行います。
 坂出市では,これまで地域福祉の推進に取り組んできた坂出市社会福祉協議会が,第1層生活支援コーディネーターとなっています。