2025年度「人権を守る坂出・綾歌ブロック集会および人権講演会」を開催しました
「人権を守る坂出・綾歌ブロック集会および人権講演会」を開催しました
8月14日(木曜日)に坂出市民ホールにて、人権を尊重する明るいまちづくりに向けた坂出市および綾歌郡2町の人権啓発推進会議の啓発行事として、「人権を守る坂出・綾歌ブロック集会および人権講演会」を開催しました。
連日の猛暑にもかかわらず、当日は約500名のかたにお越しいただき、盛大に会を開催することができました。
第一部のブロック集会では、主催者・来賓の挨拶につづき、決議表明を行いました。部落問題をはじめとし、さまざまな人権課題が依然として存在すること、また、今年は太平洋戦争終結から80年という節目を迎える一方で、世界では今この時も戦争によって尊い命が奪われている現実があり、戦争の記憶と平和への思いを次世代に伝えていく必要があることを参加者全体で確認し、今後もあらゆる差別解消と平和を守る運動を推進していくことを決議しました。
第二部の人権講演会では、戦場カメラマン/フォトジャーナリストである、渡部 陽一 氏を講師に迎え、「戦場の現場から祈りを捧ぐ~命の大切さ 互いを愛し、敬いあうこと~」と題して講演が行われました。
講演では、講師が戦地で体験された戦争の悲惨さについて、撮影された写真や映像を用いてお話しいただきました。また、現地の子どもたちの、学校に通い自由に学びたいという思いや、平和を求める声も届けられ、日本で私たちが過ごしている日常がいかに平和で尊いものであり、戦争は最大の人権侵害であることをお伝えいただきました。