坂出市男女共同参画講演会『多様性ってなんだろう?~田舎暮らしの同性カップルに学ぶ~』を開催しました
令和7年10月2日(木)13時30分より市役所本館2階大会議室にて、男女共同参画講演会『多様性ってなんだろう?~田舎暮らしの同性カップルに学ぶ~』を開催しました。
今回、講師としてお招きしたのは、三豊にじいろ研究会 共同代表の 田中 昭全 さんです。
田中さんは、絵・デザイン、音楽の制作、イベントプロデュースなどアーティストとして活動する一方、NPO法人香川人権研究所の理事でもあり、LGBTQ+関連の講師として、さまざまな研修・講演も行われています。
まずはじめに、田中さんの生い立ちについてのお話をメインに、近年テレビ等のメディアでも取り上げられる機会が増え、性的マイノリティに関する理解が進んできたということ、しかしながら依然として当事者にとって生きづらいと感じる場面は多く、まだまだ課題があることなどについてお話しいただきました。
そして、性的マイノリティについて、「自分の身近にはいないから…」とどこか他人事として考えているかたに対して、それは「いない」のではなく「言い出せない」のであり、社会全体として変わる必要があることをお話しいただきました。
本講演会を通じて、ジェンダー平等や多様な性についての理解が促進され、性別を問わずだれもが充実した社会生活を送るための第一歩となれば幸いです。
坂出市では、さまざまな視点から男女共同参画について考えていただくことを目的に、平成26年度より男女共同参画に関する講演会を開催しています。今後も連続性、継続性を意識して開催したいと考えておりますので、ご参加のほどよろしくお願いいたします。
なお、本講演会では、より多くのかたがたに理解を深めていただくため、要約筆記サービスを実施しました。
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