北条念仏踊(香川県指定無形民俗文化財)
印刷用ページを表示する更新日:2025年4月7日更新
北条念仏踊
北条念仏踊の概要
北条念仏踊は、坂出市東部に伝えられる念仏踊で、滝宮に奉納されていた念仏踊のうち、阿野郡北の踊り組に該当します。その由来は、仁和4年(888)の菅原道真による雨乞成就を喜んだ踊り、また道真の菩提を弔うための供養の踊りとされ、近世には、阿野郡南、鵜足郡、那珂郡の踊り組と三年一巡の奉納を行っていました。
大正11年(1921)には摂政宮(後の昭和天皇)、昭和60年(1985)には常陸宮正仁親王殿下の台覧を受けるなど活発に活動を行っており、昭和31年(1956)に香川県の無形民俗文化財に指定されました。しかし、平成6年(1994)の奉納を最後に活動を中断していました。令和5年(2023)より復活の機運が高まり、令和7年2月1日に約30年ぶりに活動を再開しました。そして、令和7年4月6日の坂出市大屋冨町の厳島神社1200年式年祭において活動再開後初の奉納を行いました。
※詳細はこちら(https://adeac.jp/sakaide-city/catalog/ct00000254<外部リンク>)
昭和期の北条念仏踊
厳島神社1200年式年祭での奉納(令和7年4月6日 坂出市大屋冨町)