靴をもっと楽しむ
新年度にあわせ、靴を新調された方もいるのではないでしょうか。「素敵な靴はあなたを素敵な場所へ連れていってくれる」といった言葉もありますよね。今回は、靴に関連のある本をご紹介します。
1冊目は、ジョン・ピーコック/著『Shoes イラストでわかる靴のデザイン古代から現代まで』です。
古代から現在にかけて、はきものと靴の歴史がわかるイラスト資料集です。素材を活かしたシンプルなデザインのもの、刺しゅうや宝石の装飾が施されたもの、つま先が突き出たブーツなど個性的な靴のデザインの変遷をたどることができます。時代ごとの特徴を見比べてみても面白いかもしれません。また、巻頭には靴の用語解説と用語集、巻末にははきものと靴の発展図とデザイナー・企業略歴が掲載されています。靴の部分名や種類などはよく知らないという初心者にも優しい構成です。
2冊目は、ヤーコプ L.C.グリム・ヴィルヘルム C.グリム/著『グリム童話集』です。
「赤ずきん」や「ヘンゼルとグレーテル」など、色々なお話があるグリム童話の中にも靴がキーアイテムになるお話があります。それがこの童話集の中にも収録されている「小人のくつ屋さん」というお話です。貧しい靴屋さんが、次の日に仕立てようと皮を切っておくと、なぜか朝には靴が完成していました。誰が作ってくれているのかと、夜に様子を見てみると、二人組の小人が靴を作っていて…?心優しい靴屋のおじいさんとおばあさん、そして可愛らしい小人たちのとても温かく、読むとほっこりとした気持ちにさせてくれるお話です。
3冊目は、佐藤まどか/著『ノクツドウライオウ 靴ノ往来堂』です。
主人公・夏希の家は、「靴ノ往来堂」という四代続く老舗オーダーメイド靴店です。シューズデザイナーを夢見る夏希でしたが、跡継ぎ候補だった兄が突然いなくなり靴職人として家業を継ぐべきかと日々悩んでいました。そんな中、店の土地を買い取りたい土地開発会社の人たちの来訪や、嫌いなクラスメイトが靴職人に興味を持ち工房の見学をするようになるなど、悩みの種は増えていくばかり…。夏希の将来と「靴ノ往来堂」の未来は一体どうなってしまうのでしょうか?自分の進む道がまだはっきりとしていない中学生ならではの葛藤と成長、そしてものづくりの一端が垣間見える一冊です。
この他にも、靴に関連する本がたくさんあります。ぜひお気に入りの靴の本を見つけてみてくださいね。
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