4・5月のティーンズコーナーの特集は、「古いものって新しい!」です。
中でもおすすめの本は
『くらべる時代』<外部リンク> おかべたかし/文 山出高士/写真 東京書籍 です。
この本は、「横断歩道」や「ガラスコップ」など普段よく目にする身近なものが「昭和」と「平成」という時代の変化でどのように変わったのかを紹介する本です。文章で解説するだけでなく、今でも町に残る「昭和によく見られたもの」と、もはや懐かしさを感じる「平成に主流となってきたもの」をこの本のために撮った写真で見くらべられるようになっているので、変化や違いが一目瞭然。五十音順にならんでいますが、パラパラめくって気になるところを同世代の人はもちろん、世代の異なる人と一緒に見ると盛り上がりそうです。
いまMZ世代を中心とする若いひとの間で、昭和時代の家電や道具を懐かしむ「昭和レトロ」、2000年代に流行した厚底シューズにミニスカートの「Y2Kファッション」など、古いものが人気のようです。特集コーナーには、平成生まれにとっては一周まわって新しい!レトロな本と、2000年代のベストセラーで今でも読み継がれている「Y2K文学」を集めました。中には、みなさんのお父さん、お母さんが読んだ本もあるかもしれません。読んだあとに感想を話してみてもいいですね。