11月3日 火曜日・祝日 読書週間行事「いまだからこそ大事にしたい活版印刷の世界」を開催しました。デジタル化など技術の進歩とともに消えゆこうとしている金属活字活版印刷の技術を残すべく、広島県尾道市で活版印刷を体験できる雑貨店を営む上田氏を講師に迎え、活版印刷の歴史や魅力についてお話を伺いました。
活版印刷体験では、テキンという珍しい機械を使って、オリジナルの図書貸出しカードを作製。インクのかすれや凹みなど活版印刷ならではの風合いに歓声があがっていました。参加者は10代から80代までと幅広い年代でしたが、年配のかたは懐かしさを、若いかたは新鮮さを感じるそれぞれ貴重な時間を過ごした講演会となりました。
今年は新型コロナウィルスの影響で夏休みが短かったものの、図書館では対策をとりながら
映画の会やかみしばいの会、黒点観察や天体観察など、いろいろなイベントを楽しんでもらいました。
【かみしばいの会の様子】
よみきかせのお話を楽しんだ後は工作をして、
作ったばかりの「傘袋ロケット」を図書館の庭で飛ばして遊んだりしました。