3月9日 土曜日 平成30年度坂出市子ども読書活動推進計画事業 「絵本と子どもと暮らし」を開催しました。講師に子どもの本専門店メリーゴーランド京都店で店長を務める鈴木潤氏をお迎えし,絵本と子育てに関するお話をうかがいました。
現在二児の母でもある鈴木氏。お子様とのエピソードも交えつつ,親子で絵本を読むことの楽しさ,子どもと向き合う時間の貴重さなどを語ってくれました。読み聞かせの場面では,一緒に参加していた子どもたちも鈴木氏の優しい語りに聞き入り,お話を通して絵本の魅力を実感できた講演会となりました。
2月23日 土曜日 はたこうしろう氏をお招きし,人権課と図書館の共働で平成30年度坂出市男女共同参画事業及び読みメンプロジェクトを開催しました。男性による育児参加の第一歩を本の読み聞かせからとし,親子の触れ合いを創出するものです。育メンでもある講師は,1部では子育ての楽しみ方や絵本の読み聞かせを実演し,2部では段ボールの型紙に綿や紙などを貼り付ける『へんてこ動物』を参加者全員と作りました。参加者からは「子どもと一緒にワクワク出来た事がよかった」などの声も聞く事ができ,親子で楽しいふれあいの時間となりました。
1部 おはなし会
2部 ワークショップ
1月18日 金曜日 子どもの本専門店メリーゴーランド店主の増田喜昭氏をお招きし,平成30年度坂出子ども読書活動推進計画事業 大橋記念図書館出前授業を開催しました。
坂出市立加茂小学校
加茂小学校では「本のひみつ」と題して,1・2年生の児童約82人が参加しました。緊張した面持ちの児童たちでしたが,増田さんが華麗なこま回しを披露すると大喜び。続く「あくびがでるほどおもしろいはなし」の朗読では大爆笑!笑顔あふれる講演会でした。とっておきの本のひみつを聞いたあとは,出張本屋さんが持ってきた本の中からお気に入りの1冊を選びました。
坂出市立東部中学校
東部中学校では「本の中の時間」と題して,1年生の生徒約81人が参加しました。本の扉を「どこでもドア」に例え,空想の世界への扉を開くことができるのは子どもだけ,大人になる前に,本の中を自由に旅して,いろんな経験をして欲しいと,本の魅力を熱く語ってくれました。ブックトークを聞いたあとは,お気に入りの1冊を選ぶ時間です。増田さんのアドバイスを聞きながら本を選びました。
加茂小学校,東部中学校のみなさんが選んだ本は,大橋記念図書館に所蔵し,移動図書館のバスやティーンズコーナーで貸出しします。
11月17日 土曜日 図書館講演会「高齢者の健幸管理」を開催しました。市立病院との共働企画として田岡輝久副院長先生をお招きし,健康な生活の保ち方や感謝して生きることについて教えていただきました。
参加された方々は終始熱心に聴講され,健康について楽しく理解できた,と大変満足された様子でした。また,今後も開催を希望する声が多数寄せられ,講演会は大盛況に終わりました。
(坂出市は市民の皆さまが健やかに幸せに暮らせるように「健幸のまちづくり」に取り組んでいます。)
11月10日 土曜日 坂出市民ふれあい会館にて,児童文学作家,ノートルダム清心女子大学教授の村中李衣氏によるワークショップと講演会が開催されました。
イベントは「おとなもこどもも うふふな出会い~読みあいワークショップ~」と題し,2部構成で行われ,総勢50名が参加しました。
ワークショップでは小学1年生から一般の方までが参加し,絵本を通じて人とつながる「読みあい」を体験。親子参加も多数見られ,幅広い年代がふれあい,タイトルにもある「うふふ」と笑顔あふれる温かな時間を共有しました。
講演会ではワークショップの振り返りや「読みあい」の効果などが語られ,読書支援ボランティアなど子どもの読書に関わる方々の活動に還元できる学びの場となりました。
11月9日 金曜日 香川県立坂出商業高等学校の情報技術科にて,出前授業を開催しました。
NHKエンタープライズのディレクターである岡内秀明氏をお招きし,見る人たちの心に思いを響かせる映像を作るために必要なことや番組の企画作成秘話をお聞きしました。
情報技術科には,画像・動画編集などを専門的に学んでいるマルチメディアコースがあり,授業後の質疑応答の時間には,生徒から具体的で専門性の高い質問がありました。
現役の第一線で活躍している方からの生の声を聴く貴重な機会となりました。
10月20日 土曜日 第14回目となる「子どもお月見会」が開催されました。ボランティアによるパネルシアターやおはなし会では,歌に合わせて手拍子をするなど大いに盛り上がりました。また琴や尺八の素晴らしい演奏の後に,今度は参加者が演奏体験を真剣に取り組む姿も見られました。天候も良く,天体観察室では望遠鏡で美しい月を見て秋の夜長を楽しみました。
今年もボランティアの皆さまのご協力により,たくさんの方に楽しんでいただけたお月見会となりました。
今年も様々な夏休みのイベントが図書館で行われ,多くの方々に楽しんでいただきました。
【子ども映画の会】
毎週水曜日,視聴覚室で映画の上映を行いました。子どもたちは大きなスクリーンで映画を楽しんでいました。
【太陽黒点観察会】
毎週木曜日,図書館の天体観察室で太陽の黒点観察会を行いました。
晴れの時は,黒点の位置を書き込んだり,天体に関するクイズをして楽しみました。天候不良の時には,JaxaのDVDなどを上映しました。
【かみしばいの会】
毎週金曜日,よみきかせ室で図書館員がおすすめする絵本や紙芝居の読みきかせ,工作を行いました。
工作のあとには,作ったばかりのおもちゃで遊んだり,作った作品の発表会をしたりと参加者みんなで楽しみました。
【天体観察会】
図書館の天体観察室で,月や夏の星座・土星などの観察会を行いました。
大きな望遠鏡を通して,肉眼では見ることのできない土星や月の表面などに参加者は喜び,夢中になって望遠鏡をのぞきこんでいました。
8月4日 土曜日 坂出市子ども読書活動推進計画事業『夏休みの宿題応援企画 サヌカイトの風鈴を作ろう』が開催されました。この試みは,夏休みの宿題を応援する企画として,去年から開催されています。
講師には,文化振興課職員2名をお招きし,考古学やサヌカイトに関するお話とサヌカイトを使用した風鈴を作るワークショップを行いました。
参加者は,苦心しながらも親子で協力して風鈴を完成させました。サヌカイトを通して,郷土に触れる良い機会になりました。
7月14日 土曜日 留学生による外国語絵本のよみきかせ会を開催しました。子どもの国際理解を深めることを目的としたイベントで,今回で9回目の開催となります。四国学院大学から,韓国の留学生5名が来てくれました。
絵本『11ぴきのねこ』『おいていかないで』を韓国語で読んでくれました。読み聞かせが始まると,子どもたちは皆静かに聞き入っていました。他にも,韓国語のあいさつに挑戦したり,じゃんけんをして楽しみました。留学生は子どもたちの質問に丁寧に答えてくれました。参加者は楽しみながら外国語に接することができました。
5月20日 日曜日 日本国際児童図書評議会(Jbby)主催の平成30年度坂出子ども読書活動推進計画事業・読みメンプロジェクト『本をとおして子どもとつきあう―〈聞くことのコップ〉が満ちるまで―』が開催されました。
講師の宮川健郎氏(武蔵野大学教授)は読みメン。子どもと本をつなぐことためには言葉が大事であると語りました。
Jbbyの理念である『子どもと世界を子どもの本でつなぐ』57カ国の児童書展示と講演会など盛況で有意義な時間になりました。
5月16日 水曜日 から30日 水曜日 まで日本国際児童図書評議会(Jbby)主催「世界の子どもの本展」を開催しました。Ibby「子どもと世界を子どもの本でつなぐ架け橋となる」理念と当館の子どもたちへ国際理解を深める取組として実現したものです。市民展示として世界57カ国から集めたIbby推薦図書と当館「せかいのえほん」11カ国語の絵本が同時展示され,子どもから大人まで世界を感じる展示となりました。
5月6日 日曜日 坂出市立大橋記念図書館友の会による第9回図書館まつりが開催されました。この行事は図書館で活動するボランティアグループが年に1度集まり,子どもたちに素敵な本との出会いを楽しんでもらおうと毎年開催しています。
今年もさかいでまろと一緒におはなし会や小物作り,工作教室,スタンプラリーや,本のリサイクル市などが行われました。図書館は子どもたちの元気で楽しげな声が響き,大いに盛り上がりました。約1300人の参加がありました。