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防災ひとくちメモ 『第83回 防災士になります!』

印刷用ページを表示する更新日:2017年3月24日更新

第83回 『防災士になります!』 平成29年3月8日放送

防災士とは

「自助」「共助」「協働」を原則として、社会の様々な場で防災力を高める活動が期待され、そのための十分な意識と一定の知識・技能を修得したことを、日本防災士機構が認証した人です。(日本防災士機構HPより)

防災士になるには

香川では、香川大学が防災士養成講座を開催しており、10月から2月まで月1回計6日間の講座を受講し、最後の日に実施される試験に合格することで防災士の資格を得ることができます。毎月例年9月1日から申し込み開始で、100人以上を受け入れていますが、申し込み開始日の午前中で定員になるほど人気の講座です。

防災士の役割

防災士制度が生まれたきっかけでもあるのが、阪神淡路大震災等で地域の力「共助」の活躍でした。行政や消防、警察、自衛隊など公的機関による支援「公助」は、大規模災害の場合は公的機関も被災する可能性があるため、人も設備も不足し十分な支援が届かない可能が高いです。実際阪神淡路大震災のときは家屋倒壊等による被害が8割でしたが、被害者のうち7割~8割を救出したのは地域の方でした。また救命率は救出までの時間が重要なため、地域の方によって救出された方の8割は一命を取り留めていますが、消防や警察などによって救出された方は半数が亡くなっています。このように重要な力である「共助」役割を担う地域のリーダーとなって活動することが期待されるのが防災士です。

防災士養成講座を受講して

私は昨年の4月から危機監理室の防災係に配属となり、きちんと勉強したいと思い受講したのですが、幅広い分野の講座をうけることができ、受講してよかったと思います。また、その期間に試験があるため、基本的なことからきちんと勉強しなければいけないという環境もよかったと個人的には感じています。受講し終わって実感したことは、資格をとることはただの入り口であり、これから勉強したことを生かして活動していくことが大切だということです。

受講料

受講料や資料代、試験料、登録料などで2万1千円かかるのですが、坂出市では防災士試験に合格した方で、これから地元などで貢献していただける方に全額補助しています。自分も防災士に挑戦したいと思われた方はぜひ来年度にお申し込みください!

防災士補助金について詳しくは「坂出市防災士資格取得の補助について」をご覧ください。

 

放送は水曜日のお昼

  坂出市では,隔週の水曜日お昼12時7分頃から,FM-SUN(76.1MHz)で「防災ひとくちメモ」を放送しています。「防災」というと難しく構えてしまいますが,少し肩の力を抜いて,気軽に防災を考えていきましょう♪ というコンセプトのコーナーです。(同日19時7分頃から再放送) 

 いざという時に役に立つのは,日常の延長線上にあるものです。もしもの時に役立つ防災知識,気楽に行える防災の知恵,そして地震や台風などの話をさせてもらいますので,少しの時間だけ耳をかしてくださいね。

リクエストお待ちしています。

 危機監理室では,次はこんな話が聞きたいなぁ,わたしはこんな防災対策をしているよ,などなど皆さまからの感想やご意見をお待ちしております。
 宛先は,E-mail kikikanri@city.sakaide.lg.jp まで。

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