食育の推進
食育について
坂出市では、学校給食センターの開業に伴い、更なる食育の推進を図るため、下記の取り組みを行っています。
(1)学校給食における地場産物活用の促進
学校給食における地場産物の利用促進と、児童・生徒たちが「食」を通して地域の理解を深めることを目的として、坂出第一高等学校食物科の生徒と連携し、地場産物を活用した給食メニューの開発を行っています。高校生が考案したメニューが提供される時には、生徒たちが地場産物の魅力や調理方法をまとめた動画を給食の時間に配信しました。
また、坂出小学校の5年生を対象に高校生が出前授業を行いました。高校生たちは「坂出三金時には何がある?」とクイズ形式で児童に問いかけると、児童は興味深く聞き、地産地消への理解を深めました。
↓試食会の様子
(2)農林漁業体験機会の提供(R5)
給食メニューの開発に携わる高校生たちが、地場産物の理解を深めることを目的として、坂出市の特産品である「金時いも」の収穫体験を行いました。生産者との交流や貴重な収穫体験を通して、農業への理解を深め、地産地消の意識向上につながる経験となりました。
↓収穫体験の様子
(3)食品ロスの削減
令和6年1月27日に全国学校給食週間(1月24日~30日)に合わせて、料理創作ユニットGomaによる食育ワークショップ(第2弾)を開催しました。
今回は捨てられてしまう食材(かぼちゃの種・皮など)を活用して、食品ロスについて理解を深めながら、親子で一緒に楽しくかぼちゃのお面パンを作りました。
(4)食文化の保護・継承のための取組
令和5年1月28日に「全国学校給食週間」に合わせて、料理創作ユニットGomaによる食育ワークショップを学校給食センター(調理実習室)で開催しました。坂出産の金時芋や金時人参を使って、子どもと保護者、参加者同士がコミュニケーションを取りながら、楽しく食育を学び、世界に一つだけのオリジナルパンを作りました。