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災害に備えて

自助・共助・公助の連携と協働

コスモス
印刷用ページを表示する 掲載日:2007年2月5日更新

自助・共助・公助とは

災害時にあなたを助けてくれるのは誰?

 災害時にあなたを助けてくれるのは誰でしょうか?市,消防,警察,県,自衛隊など行政が助けてくれるでしょうか?

 災害の規模が大きくなればなるほど,行政の対応力は小さくなります。本市においても平成16年の台風災害時に,市民の方から「家が浸かりそうなので,土のうを持ってきてほしい」という要望が多く寄せられましたが,その頃には市役所や消防の職員及び消防団は海岸や河川,ため池など,水がそこを超えたらさらに被害が甚大になると思われる場所のための,土のう作りや土のう積みに追われ,対応できる人員はほぼ残っていませんでした。

また,救援のための食料を届けようとして,浸水のため避難所までたどり着けなかったケースもありました。

下の表は,阪神・淡路大震災時に生き埋めや閉じ込められた人の救助を誰が行ったかを表したものです。

生き埋めや閉じ込められた際の救助
(出典 日本火災学会(室崎益輝執筆部分):1995年兵庫県南部地震における火災に関する調査報告書)

誰が

自助・公助・共助の別
自力で34.9%自助 66.8%
家族に31.9%
友人・隣人に28.1%共助 30.7%
通行人に2.6%
救助隊に1.7%公助 1.7%
その他0.9%

 「自力で」「家族に」などの自助による救助は67パーセント,「友人・隣人に」などの共助が約3割,救急や自衛隊などによる公助は2%にも満たない割合でした。
 阪神・淡路大震災では,被害が大きすぎて救急などが対応しきれないばかりか,道路の寸断等により現場にたどり着けないという状態でした。
 いかに自助が重要か,いかに隣近所の共助が頼りになるかがわかっていただけると思います。災害時にどの力がどれくらいの割合で必要になるか,一般的に言われている割合は次のようになります。

自助:共助:公助=7:2:1

自助とは

 自らの身は自分で守るということです。普段から災害に関する知識を身につけ,災害を正しく理解し,何を備えておけばよいかを考え,災害に対する準備をしておいてください。災害からあなたと家族の身を守れるのはあなた自身です。

共助とは

 自分たちの住んでいる地域は自分たちで守るということです。
 あなたは見知らぬ人が血だらけで倒れていた場合,すぐに救護することができますか。阪神・淡路大震災では,血だらけの被災者を前に,他地域から来た消防団の方が身がすくんで動けなくなったということもあるようです。そんなときに頼りになるのが顔見知りの隣近所の方です。普段から近所づきあいを大事にしておけば,あなたに何かあったときに助けてくれます。また,あなた自身が助けに行けます。
 地域が昔はどんな場所だったか,どのような災害が起きたかなどの地域の特性は,昔からその地域に住んでいる方がよくご存知です。地域で自主防災組織を結成し,地域の特性を理解したうえで,地域で災害に備えましょう

公助とは

 地方公共団体(消防,警察含む),消防団,自衛隊などです。


自助・共助・公助の連携と協働

香川県防災基本条例

 平成18年7月15日,香川県が公布・施行した防災基本条例は,県民が自ら行う防災対策が重要であるとの認識のもと,「防災対策は,県民が自らの身は自らで守る自助を原則とし,自助を前提に地域の安全を地域住民が互いに助け合って守る共助に努め,市町及び県が公助を行うことを基本とし,県民,市町及び県が,それぞれ役割を果たし,協働して行なわなければならない。」を基本理念とし,自助・共助・公助それぞれの役割を示し,それらが互いに連携し協働することにより,県民と行政が一体となって地域防災力を高めることを目的としています。

連携と協働により坂出市の防災力を高めましょう

自助と共助が機能すれば災害を減らすことができる。

 上の図は,自助と共助が機能しない場合と,機能した場合のイメージです。自助でみんながしっかり自分の身を守って,地域の共助で被災した人を助けたり,自分では避難できない人の避難を手助けすれば,災害は減らすことができます。これが地域の防災力です。
 災害の被害として最も深刻なのは,人命を失うことです。被害を完全になくしてしまうことはできませんが,人の命を守ることによって,被害を小さくすることができます。
 個人と,個人の集団である地域と,行政とが力を合わせて,人の命を失うことの無い,災害に強い坂出市を作っていきましょう。