~おとめ隊流~職場の備え紹介 No.1
職場の備え
さかいで131おとめ隊では,職場で被災したときのために,また非常時に参集しなければいけないときでも慌てず対応できるように,一人ひとりが職場に自分の備えが必要であると考え,職場のデッドスペースを活用した備えの提案をしています。市民の皆さんも職場で被災する可能性は高いので,少しのスペースを利用して備えておけばいざというときも安心です。
今回は第3期新規メンバーの籔本さんの「備え」の紹介をします。ぜひ参考にしてみてください。
クリアファイルに収納
おとめ隊では,多くのメンバーが身近に備えるグッズをチャック付きのクリアファイルに収納しています。チャックで閉めることで想像以上のものがコンパクトに収まります。籔本さんはその中でも種類ごとに小分けにして整理しています。
小袋1
食べ物関係をまとめた袋には,お湯または水を入れるだけでおいしいごはんが食べられ,約5年間保存できるアルファ米や,忙しいときでもさっと食べられる栄養補助食品,また食事のための折り畳みコップ,お箸を入れています。
食品はお昼ご飯としてや残業時などお腹が減ったときなどに食べて,その都度補充していくことで古くなることを防ぐようにします。
また,コップは普段はコンパクトに折りたたむことができるのでかさばらず,災害時以外でもお昼の歯磨きなどでも使えて便利です。
小袋2
もう一つの袋には,役立つ小物をまとめています。メモ帳とペン,ライト,ナイフやはさみ,ドライバーなどさまざまな用途に使えるマルチツール,ビニールテープなどが入っています。
ビニールテープは耐久性に優れており,目印としてや,靴やガラスの補修,止血,メモの変わりなどさまざまな場面で役立つ便利グッズです。
また,コンパクトに畳んでおくことができる,折り畳み式のライトも準備しています。ソーラー充電で,吊るしてランタンのようにも使えるのでとても役立ちそうですね。
救急用品等
市販の救急用品ポーチに必要なものを追加しています。
マスクはホコリから守るのはもちろん,避難所でメイクができないときでも顔を隠したり日焼けを防止するのに有効なので,女性には必須の防災グッズです。
また,お風呂に入ることもなかなかできませんので,ふき取りシートを持っておくと安心です。また,もちろん髪を洗うこともできないので,髪の長い女性はゴムの準備をお忘れなく!
その他いろいろ
避難所ではプライベートスペースを確保するのも一苦労。また,職員は廊下や通路で寝なければいけない可能性もあります。レジャーシートが1枚あると自分のスペースを確保することができます。
また,大判風呂敷の使い方はいろいろですが,大きさの割にかさばらず,上からかぶって寝ることもできます。寝顔を見られたくないときに1枚あると安心です。手ぬぐいもタオルよりかさばらず,すぐに乾くので衛生的です。
写真右は水につけるとほぐれるタオルです。コンパクトに備えることができていいですね。
収納場所
籔本さんはこれを机の下に収納しています。こんなスペースない!という方は,少し小さくなりますがA4サイズであれば引き出しに入れることもできます。
備えは人によって変わってきます。ぜひこれを参考にして皆さんも自分なりの備えを楽しみながら準備してみてください!
※おとめ隊について詳しくは坂出市防災女性チーム「131(ぼうさい)おとめ隊」をご覧ください♪