麻しん(はしか)について
印刷用ページを表示更新日:2023年5月30日更新
海外における流行、国内では茨城県・東京都で麻しん(はしか)の患者が発生しています。
今後さらなる感染増加が予想されるため、ご注意ください。
※本年において、5月17日現在で、香川県での患者発生の届出はありません。
麻しん(はしか)とは?
感染力が極めて強い「麻しんウイルス」に感染することによって発症する感染症です。免疫がなければ、感染者と同じ空間にいるだけで感染し発症する危険性が高くなります。
麻しん(はしか)を疑う症状がある場合は、更なる感染拡大の予防のため、公共交通機関の使用や、人が集まる場所に行くのは避けていただき、事前に医療機関に電話連絡し、症状や行動歴等を伝え、医療機関の指示に従い受診してください。
感染経路は?
空気感染、せきやくしゃみ、会話などによる飛沫感染、患者の唾液や鼻水の中にいるウイルスに直接または間接的に触れてしまうことで感染します。
潜伏期間と症状は?
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。
予防するためには?
麻しん(はしか)は、ワクチン(麻しん風しん混合ワクチン)を2回接種することで、予防することができます。
【定期接種対象者】
1回目:生後12月~生後24月に至るまで
2回目:小学校入学前の1年間
(令和5年度対象者は平成29年4月2日から平成30年4月1日生)