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応急手当の重要性

コスモス
印刷用ページを表示する 掲載日:2008年8月18日更新

応急手当の重要性

・ 私たちは,いつ,どこで,突然の怪我や病気におそわれるか予測できません。このようなとき,病院に行くまでに,家庭や職場でできる手当てのことを応急手当といいます。

その予期せぬ出来事に遭遇した人(以下,傷病者といいます)を救命するためには,下記にある4つの項目が必要です。

救命の連鎖

(1)心停止の予防 : 心停止の予防とは,突然死の可能性のある傷病を未然に防ぐことです。小児では事故や窒息や溺水などによる不慮の事故を防ぐことが重要であり,成人では,心疾患,脳卒中などの初期の徴候を見逃さず,心停止に至る前に医療機関で治療を開始することが重要です。

(2)早い119番通報(心停止の早期認識と通報) : 心停止の早期認識と通報とは,突然倒れたり,反応がない人を見つけたら,直ちに心停止を疑い,大声で助けを求め,119番通報,AEDの搬送を依頼し,救急隊が少しでも早く到着するよう努めることです。

(3)早い心肺蘇生とAED : 誰にでもすぐ行える処置であり,心停止傷病者の社会復帰に大きな役割を果たすものです。AED使用の前後には,心肺蘇生の実施が求められることから,「心肺蘇生」「AEDの使用」の2つの概念を統合しました。

(4)救急隊,病院での処置 : 救急隊や医療機関における専門的な処置・治療により心拍を再開させ,社会復帰を目指した高度な治療を行うことです。

この4つの輪のうち,どれか一つでも途切れてしまえば,救命効果は低下します。その場に居合わせた人(バイスタンダー)となる市民のみなさんは,この救命の連鎖のうち最も重要な真ん中の2つの鎖を担っています。

応急手当の方法を身につけた人が増えることにより,傷病者の救命への流れが途切れることなく行われることになり,命が助かる人が増えます。応急手当にも,さまざまなものがありますが,特に心疾患(心筋梗塞や不整脈など)により突然に,心肺停止状態(呼吸も心臓も止まった状態)になった傷病者の命を救うためには,心肺蘇生法(胸骨圧迫,気道の確保,人工呼吸)を行うとともに,心臓への除細動(電気ショック)をただちに行うことがとても重要なことです。

平成16年7月から一般の人々が救急車が到着するまでの応急手当として,自動体外式除細動器(AED)という機器を用いて除細動(電気ショック)を行うことが認められました。これによりその場に居合わせた人(バイスタンダー)こそが,救命のための連係プレーを支える重要な役割を担うことになります。

 是非,講習を受けてみてください!

  ・自動体外式除細動器(AED)は,誰にでも簡単に操作ができ,除細動(電気ショック)をあたえることができる機器ではありますが,その前に心肺蘇生法(胸骨圧迫・気道の確保・人口呼吸)を行えるということが大切です。

そこで我,坂出市消防本部では,応急手当を一人でも多くの人に習得していただきたく「救急実技指導」「救命入門コース」「応急手当普通救命講習」等の講習をさせていただいております。

詳しい講習内容につきましては,坂出市消防本部救急係までご連絡,ご相談ください。たくさんの人が正しい応急手当を身につけ,多くの尊い命が一般の人々の手で救われる世の中にできれば,こんなにすばらしいことはありません。

『是非,講習を受けてみたくなった!』人は,こちらをクリック

 AEDを用いた除細動ってなに?

・ AEDとは(Automated External Defibrillator : 自動体外式除細動器)心臓に除細動(電気ショック)を加える機器のことです。救急現場で一般の人でも,心臓機能停止状態の人に対して簡単に電気ショックを行うことができるように設計されています。

AEDは,コンピューターによって,傷病者の心臓のリズムを自動的に調べて,除細動(電気ショック)が必要かどうかを自動的に解析し,どういう操作をすべきかを音声で具体的に指示してくれる仕組みになっています。では,AEDを用いた除細動(電気ショック)を早く行うことが,救命のためにどれほど重要なのでしょうか。元気だった人が心疾患,特に心筋梗塞などが原因で突然倒れたような場合には,その心臓のリズムは心室細動(しんしつさいどう)と呼ばれる種類のものが多いことが知られています。

心室細動とは心臓の筋肉が無秩序にブルブル震え,全身に血液を送り出すポンプの役割を果たせない状態のことです。この心室細動と呼ばれる状態を取り除き,心臓のリズムを正常な状態に戻すためには,心臓に電気ショックを加える『除細動』(「細動」を「除く」という意味)を,早期に行うことこそ最も適切な処置なのです。除細動(電気ショック)の実施は,心臓が停止してからより早い段階で行うことが,傷病者を社会復帰させるために大変重要なことです。救急車が現場に到着するまでの全国平均は約8分間を要します。その間,何もしないでいると蘇生のチャンスはどんどん失われます。このことから,傷病者のそばに居合わせた人(バイスタンダー)が,その現場で早期に除細動を行う重要さが分かります。

  AEDの写真  AEDの写真

※AEDには,いろいろ種類があります。