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平成29年度水質検査計画

コスモス
印刷用ページを表示する 掲載日:2017年4月1日更新

1 基本方針

  1. 検査地点は,水質基準が適用される給水栓に加え,浄水場の原水,浄水場の浄水,浄水処理工程ごとの水や,水源の河川水とします。
  2. 検査項目は,水道法で検査が義務付けられている水質基準項目,検査計画に位置付けることが望ましいとされている水質管理目標設定項目,耐塩素性病原体等とします。
  3. 検査頻度は,水の種類とこれまでの検査結果などを考慮して決定します。

2 水道事業の概要

  1. 綾川系統・・・綾川の伏流水を府中ポンプ場より取水し,ポンプ圧送で鴨川浄水場へ送って浄水処理しています。
  2. 県営水道系統・・・香川用水を水源とする県営水道の綾川浄水場で浄水処理された水を,受水しています。
  3. 倉敷市水道系統・・・櫃石島,岩黒島は,高梁川を水源とする岡山県南部水道企業団の西阿知浄水場で浄水処理された水を,倉敷市水道局より受水しています。

 鴨川浄水場PC配水池で,「1」が約41%,「2」が約59%の割合で混ざり,坂出市内へ給水しています。

給水状況

項目

内容

給水区域坂出市内(一部除く)
給水人口(平成27年度)54,495人
普及率(平成27年度)99.8%
給水戸数(平成27年度)25,935戸
計画1日最大配水量45,235立方メートル/日
1日最大配水量(平成27年度)24,731立方メートル/日
1日平均配水量(平成27年度)21,699立方メートル/日

浄水施設の概要

項目

内容

浄水場名坂出市水道局 鴨川浄水場
所在地香川県坂出市府中町5848番地
原水の種類伏流水(綾川)
施設能力28,000立方メートル/日

1日最大取水量(平成27年度)

12,976立方メートル/日(補助水源含む)
1日平均取水量(平成27年度)8,966立方メートル/日
浄水処理方法(急速ろ過系統)
前塩素処理
凝集沈殿
急速ろ過
後塩素処理
(緩速ろ過系統)
緩速ろ過
後塩素処理

県営水道受水概要

項目

内容

1日最大受水量(平成27年度)15,629立方メートル/日
1日平均受水量(平成27年度)12,791立方メートル/日

倉敷市水道受水概要

項目

内容

1日最大受水量(平成27年度)145立方メートル/日
1日平均受水量(平成27年度)

67立方メートル/日


3 水道の原水及び水道水の状況

水道の原水汚染要因として,降雨等による濁度上昇や藻類発生による障害などがありますが,水質の変化に対応した適正な浄水処理を行っています。 本市の水道水は,これまでの検査結果から,水質基準に適合しており安全で良質な水です。

4 検査地点

  1. 浄水・・・浄水場内や配水系統ごとに,管末に近い地点を中心に設定しています。
  2. 浄水場・・・原水である鴨川浄水場着水井(浄水場入り口)や,浄水処理工程ごとに設定しています。
  3. 水源・・・水源である綾川の河川水も検査地点としています。

5 検査項目及び検査頻度

1.水質基準項目

 1年に4回
 水質基準項目の全項目検査を行います。
 過去3年間に検査結果が基準値の5分の1以下である項目は,1年に1回以上まで,過去3年間に検査結果が基準値の10分の1以下である項目は,3年に1回以上まで検査頻度を減らせますが,本市では,水道水の安全を確認するため検査頻度を減らしていません。

2.毎月検査項目

 1年に12回
 水質基準項目の中で,検査頻度が概ね1ヶ月に1回とされている項目,水質管理上必要な項目の検査を行います。

3.毎日検査項目

  • 1日に1回。
  • 色,濁り及び消毒の残留効果の検査を行います。

4.水質管理目標設定項目

  • 1年に2回。
  • 本市は,次亜塩素酸ソーダを消毒剤として使用しているので,二酸化塩素を除いた検査を行います。

5.耐塩素性病原体や,その指標菌検査

  • 1年に4回。(指標菌は,1年に12回)
  • 原水のみ行います。

6.その他

 原水での生物式水質連続監視装置,原水と浄水場内の処理工程ごとに水質自動測定機を設置し24時間監視を行います。

 また,過去14日間分の水道水サンプルを保管し,何らかの事故などが起こった時は過去の水道水も検査できるようにしています。

  「1」~「4」の原水の検査では,消毒副生成物等の項目を除きます。

6 水質検査方法

 水質検査は,水道法第20条による厚生労働大臣登録の水質検査機関への委託と,本市で検査可能な項目については自己検査を行います。
 検査方法は,国が定めた水道水の検査方法(「水質基準に関する省令の規定に基づき厚生労働大臣が定める方法」及び「水質基準に関する省令の制定及び水道法施行規則の一部改正等並びに水道水質管理における留意事項について」)や,上水試験方法(日本水道協会)等によって行います。
 採水は,本市で行い指定場所に水質検査機関が検体を取りに来ます。
 委託先の水質検査機関には,水質検査手順を記載した標準作業書,定量下限値一覧表,検査機器の保守や精度管理の成績表を提出してもらっています。

7 臨時の水質検査

 次のような事態が起きた場合には,臨時の水質検査を行います。

  1. 水源の水質に異常があったり,著しく悪化したとき。
  2. 定期検査で異常が見つかったとき。
  3. 水源付近,給水区域及びその周辺に消化器系感染症が流行しているとき。
  4. 浄水過程に異常があったとき。
  5. 配水管の大規模な工事,その他水道施設が著しく汚染された可能性があるとき。
  6. その他,特に必要があると認められるとき。

8 検査結果の公表

水質検査計画に基づいて検査を行い,その結果をホームページ等で公表します。
次年度の水質検査計画は,毎年見直しを行い作成します。

9 関係機関との連携

水源の汚染事故や,水道水が原因の水質事故が発生した場合には,国や県,検査を委託している検査機関などと連携して,適切な対策をとります。

表1  毎日検査項目

番号

項目

基準値

採水地点と検査回数

水源

原水

浄水工程

浄水

河川水

浄水場入口

浄水場出口

市内給水栓

15度以下

週3回

365

365

365

365

2濁り2度以下

週3回

365

365

365

365

3消毒の残留効果0.1mg/l以上

365

365

365

 (検査回数/年)

表2  水質基準項目

番号

項目

基準値

採水地点と検査回数

水源

原水

浄水工程

浄水

河川水

浄水場入口

浄水場出口

市内給水栓

1

一般細菌100個/ml以下

12

12

12

2大腸菌検出されないこと

12

12

12

3カドミウム及びその化合物0.003mg/l以下

4

4

4

4水銀及びその化合物0.0005mg/l以下

4

4

4

5セレン及びその化合物0.01mg/l以下

4

4

4

6鉛及びその化合物0.01mg/l以下

4

4

4

7ヒ素及びその化合物0.01mg/l以下

4

4

4

8六価クロム化合物0.05mg/l以下

4

4

4

9亜硝酸態窒素0.04mg/l以下

4

4

4

10シアン化物イオン及び塩化シアン0.01mg/l以下

4

4

4

11

硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素10mg/l以下

4

4

4

12フッ素及びその化合物0.8mg/l以下

4

4

4

13ホウ素及びその化合物1.0mg/l以下

4

4

4

14四塩化炭素0.002mg/l以下

4

4

4

151,4-ジオキサン0.05mg/l以下

4

4

4

16シス-1,2-ジクロロエチレン及びトランス-1,2-ジクロロエチレン0.04mg/l以下

4

4

4

17ジクロロメタン0.02mg/l以下

4

4

4

18テトラクロロエチレン0.01mg/l以下

4

4

4

19トリクロロエチレン0.01mg/l以下

4

4

4

20ベンゼン0.01mg/l以下

4

4

4

21塩素酸0.6mg/l以下

4

4

4

22クロロ酢酸0.02mg/l以下

4

4

23クロロホルム0.06mg/l以下

4

4

24ジクロロ酢酸0.03mg/l以下

4

4

25ジブロモクロロメタン0.1mg/l以下

4

4

26臭素酸0.01mg/l以下

4

4

27総トリハロメタン0.1mg/l以下

4

4

28トリクロロ酢酸0.03mg/l以下

4

4

29ブロモジクロロメタン0.03mg/l以下

4

4

30ブロモホルム0.09mg/l以下

4

4

31ホルムアルデヒド0.08mg/l以下

4

4

32亜鉛及びその化合物1.0mg/l以下

4

4

4

33アルミニウム及びその化合物0.2mg/l以下

4

4

4

34鉄及びその化合物0.3mg/l以下

12

12

12

12

12

35銅及びその化合物1.0mg/l以下

4

4

4

36ナトリウム及びその化合物200mg/l以下

4

4

4

37マンガン及びその化合物0.05mg/l以下

12

12

12

12

12

38塩化物イオン200mg/l以下

12

12

12

12

12

39カルシウム,マグネシウム等(硬度)300mg/l以下

12

12

12

12

12

40蒸発残留物500mg/l以下

4

4

4

41陰イオン界面活性剤0.2mg/l以下

4

4

4

42ジェオスミン0.00001mg/l以下

藻類発生時期に毎月

藻類発生時期に毎月

藻類発生時期に毎月

432-メチルイソボルネオール0.00001mg/l以下

藻類発生時期に毎月

藻類発生時期に毎月

藻類発生時期に毎月

44非イオン界面活性剤0.02mg/l以下

4

4

4

45フェノール類0.005mg/l以下

4

4

4

46有機物3mg/l以下

12

12

12

47pH値5.8以上8.6以下

週3回

365

365

365

12

48異常でないこと

365

12

49臭気異常でないこと

週3回

365

365

365

12

50色度5度以下

週3回

365

365

365

12

51濁度2度以下

週3回

365

365

365

12

(検査回数/年)
 備考:「-」は,検査を行いません。

表3  水質管理目標設定項目

番号

項目

目標値

採水地点と検査回数

水源

原水

浄水工程

浄水

河川水

浄水場入口

浄水場出口

1アンチモン及びその化合物0.02mg/l以下

2

2

2ウラン及びその化合物0.002mg/l以下

2

2

3ニッケル及びその化合物0.02mg/l以下

2

2

4削除

51,2-ジクロロエタン0.004mg/l以下

2

2

6削除     
7削除     
8トルエン0.4mg/l以下

2

2

9フタル酸ジエチルヘキシル0.08mg/l以下

2

2

10亜塩素酸0.6mg/l以下

2

2

11削除     
12二酸化塩素0.6mg/l以下

13ジクロロアセトニトリル0.01mg/l以下

2

14抱水クロラール0.02mg/l以下

2

15農薬類検出値と目標値の比の和として,1以下

2

2

16残留塩素1.0mg/l以下

365

365

17カルシウム,マグネシウム等(硬度)10mg/l以上100mg/l以下

12

12

12

12

18マンガン及びその化合物0.01mg/l以下

12

12

12

12

19遊離炭酸20mg/l以下

2

2

201,1,1-トリクロロエタン0.3mg/l以下

2

2

21メチル-t-ブチルエーテル0.02mg/l以下

2

2

22有機物質(過マンガン酸カリウム消費量)3mg/l以下

12

12

12

12

23臭気強度3以下

2

2

24蒸発残留物30mg/l以上200mg/l以下

4

4

25濁度1度以下

週3回

365

365

365

26pH値7.5程度

週3回

365

365

365

27腐食性(ランゲリア指数)-1程度以上とし,極力0に近づける

2

2

28従属栄養細菌2000個/ml以下

2

2

291,1-ジクロロエチレン0.1mg/l以下

2

2

30アルミニウム及びその化合物0.1mg/l以下

4

4

 (検査回数/年)
 備考:「-」は,検査を行いません。

表4  耐塩素性病原体や,その指標菌

番号

項目

採水地点と検査回数

原水

浄水場入口

1クリプトスポリジウム

4

2ジアルジア

4

3大腸菌

12

4嫌気性芽胞菌

12

 (検査回数/年)

表5  検査地点

番号

毎月項目

毎日項目

水質基準項目

1河川水(府中町)河川水(府中町)原水(浄水場入口) ※
2原水(浄水場入口)原水(浄水場入口)RC配水池(浄水場) ※
3沈澱処理水(浄水場)沈澱処理水(浄水場)PC配水池(浄水場出口)※
4急速ろ過水(浄水場)急速ろ過水(浄水場)王越町木沢 ※
5緩速ろ過水(浄水場)緩速ろ過水(浄水場)番の州緑町 ※
6RC配水池(浄水場)RC配水池(浄水場)櫃石島 ※
7香川用水(浄水場)香川用水(浄水場)岩黒島※
8PC配水池(浄水場出口)PC配水池(浄水場出口)
9府中町石井

櫃石島※

10加茂町安藤南川津町折居※
11林田町港三区川津町西又※
12高屋町上屋敷西王越町木沢※
13川津町折居青海長中村※
14川津町連尺南府中町北前谷※
15八幡町三丁目府中町額※
16

瀬居町竹浦

瀬居町竹浦※
17入船町一丁目
18与島
19櫃石島
20岩黒島
 備考:「※」は,委託検査です。