ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

B型肝炎予防接種

印刷用ページを表示する更新日:2017年4月1日更新

B型肝炎

 B型肝炎の予防というより持続感染(キャリア化)を防ぎ,将来発生するかもしれない慢性肝炎・肝硬変・肝がんの発生を予防することが目的です。

接種回数

3回接種

接種期間

2回目:27日以上の間隔
3回目:第1回目の注射から139日以上の間隔

対象者

生後2月から生後1歳に至るまでの間にあるお子さま

B型肝炎

  B型肝炎ウイルス(HBV)感染には一過性感染と持続感染(キャリア化)があります。B型肝炎ウイルスの感染を受けると,急性肝炎となりそのまま回復する場合もあれば,慢性肝炎となる場合もあります。さらに,一部,劇症肝炎に進行し,激しい症状から死に至ることもあります。また,症状としては明らかにならないままウイルスが肝臓の中に潜み,年月を経て慢性肝炎・肝硬変・肝がんなどになることがあります。
 乳幼児期に感染を受けると,急性肝炎の症状が軽いか,あるいは症状はあまりはっきりせずに,ウイルスがそのまま潜んでしまう持続感染(キャリア化)となる場合があります。
 感染は,肝炎ウイルス(HBs抗原)陽性の母親から生まれた新生児,肝炎ウイルス陽性の血液に直接触れたような場合,肝炎ウイルス陽性者との性的接触などで感染します。

副反応

 倦怠感や局所の痛みが主な症状です。新生児・乳児についても特に問題ありません。しかし,もし心配な場合は,かかりつけ医と相談してください。